振り返ってみると、冒頭の駕籠の中の赤く照らされたコン・リーのアップが最高潮だったかもしれない。よくこんな “女優さん” 見つけてきたね。
旦那の死、コーリャン畑のセックス、誘拐の過程、小便入りの酒…
一言で言うと、は????
チャン・イーモウとコン・リーが好きで、
リバイバル上映で鑑賞。
これを観てどういう感想を抱けばいいのかマジでわからない。
は????
という内容。
ただし、冒頭の歌や音楽は…
スクリーンで観て良かった……!
中国映画大好きさんに、「スクリーンであの赤色を浴びてほしい」と勧められて鑑賞。
作品は全く好みじゃない!
けれど、それを吹っ飛ばすほどの赤だった。
「これだ、このシ…
このレビューはネタバレを含みます
ラバ一頭と引き換えに
酒蔵を営む50歳のハンセン病患者に
嫁がされた若い女性の主人公が、
里帰りの帰りに自分を攫った
患者の使用人と何故か懇ろになり、
患者が殺されて使用人が主人公の
旦那的立場とな…
マッドマックス怒りのデスローロみたいな始まりで映像は美しかった。ハンセン病の男にラバで買われた娘の話。娘は何度も男に襲われるが、そのうちの一人が白酒に小便を入れたら美酒になって懇ろになった辺りからプ…
>>続きを読む【憎しみは終わらない】
1920年代末の中国山東省の小さな村。貧しい農家の娘である九児(チウアル)は、困窮する家を救うため、半ば売られるような形で造り酒屋の主人のもとに嫁ぐことになる。嫁入りの途中…
高粱酒の紅色、夕焼けの朱色、血の緋色、赤がめっちゃきれいやった。余占鰲が九児を見つめる定まらへん目にも心が揺れた。
ただ、日本をあんなに露悪的に描かれるとしんどくなる。作品の外で嫌悪感が湧いてきて無…