このレビューはネタバレを含みます
日常はすぐに奪い去られる。これはどんな国、立場の人間においても起こりうることである。その恐ろしさと虚無感が、燃えるような赤で表現されている。
鮮烈な赤が目に突き刺さるほど、この作品を支配している。…
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1920年代の中国山東省。18歳となる九児という女の子は酒屋の李という男性に嫁ぐことになった。李は病を患っており、さらには彼女とかなり歳が離れていた。李の家に嫁ぐため、人足の男たちが担ぐ御輿に乗り、…
>>続きを読む監督チャンイーモのデビュー作らしい。そしてコン・リーの初映画。
1920年代🇨🇳田舎、貧しい娘が造酒家に嫁ぐ。だが、その主人が亡くなりある青年と結ばれ幸せに。そこに日本軍の侵攻、残虐な行為で沢山殺害…
チャン・イーモウ初期の頃の作
コン・リーが若いよ!かわいい。
日本兵の残酷さが印象的。
ここでも文字どおり赤色がまるで鮮血のように鮮やか。
連続でチャン・イーモウ。昔のしきたりとか風習とかが興味津…
チャン・イーモン監督よ初期代表作。かつて観たことがあるんだけど、あの鮮烈な紅一色以外は忘れていた。38年前の映画だから無理もないかもしれない。
チャン・イーモン監督作をずらっと眺めてみると、結構観…
1920年代末、中国山東省。チウアルと言う名の娘は親子ほども年の離れた男のもとへ嫁ぐことに。大勢の担ぎ手による輿に揺られコーリャン畑(もろこし畑)を進んでいく。そんな運命を嘆く中、彼女らを強盗が襲っ…
>>続きを読む1920年代の中国、身売り同然に造り酒屋に嫁ぐ娘を描く。「HERO」等のチャン・イーモウの出世作。やはり画面の色合いが美しく、コーリャン畑の新緑、赤い実とリキュール、夕陽と主人公の服の深紅、蒼穹の空…
>>続きを読む反日映画らしいとのことで観るのを躊躇っていたけれども、実際観てみると日本軍のシーンがどうも唐突で違和感があった しかし村上春樹の某小説(トラウマ)を思い出すなどインパクトはある
コン・リーのどこか寂…