転勤する息子夫婦と一緒に名古屋から富山へ移住する老父。名古屋で入院中の妻に会う為に家出同然でとんぼ返り。
老け役の笠智衆がほんとにお爺さん。その佇まいに終始釘付け。
矢も盾もたまらずで年寄りの冷や…
山田太一を何か見たくて。これは美談なのか?息子の転勤で娘が見舞う病身の妻を名古屋に置いて富山に移った老人 隆吉。翌日には妻に会いたくなり単身名古屋へ向かうが金もなく途中下車の憂き目に遭い途方に暮れる…
>>続きを読むお爺さんが入院して離れてしまったお婆さんに会いに行く話。昭和の頑固爺の不器用な愛とそれを受け止めるお婆さんのシーンが泣ける。頑固爺が言う「お前と一緒にいたい」の言葉の重みよ。老いた爺たちがしっぽりと…
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【あの頃の名古屋駅、高山本線、富山駅、そして猪谷駅】
1982年放送、山田太一脚本、笠智衆主演のNHKドラマ。
息子の転勤により富山に転居することになった隆吉(笠智衆)は、出発の日に意地を張…
元、彫刻職人の爺さん(笠智衆)が、入院中の嫁に会うために、お金がないのに新幹線で病院に行こうという話。
自分の母方の祖父母を思い出した。
無口で厳しい祖父からよく怒られてた祖母であったが、祖母がア…
日本映画専門チャンネル録画
笠智衆生誕120年
望んでいない富山への転勤、
イヤイヤ転校する息子、
不満が溜まりウンザリする妻、
病気の妻を残して同行する祖父、
第3者の目線…
観終えて余韻が染み渡っている。話の内容、俳優陣、すごくて感嘆のため息でる。現代でこの高齢の役者でこんなドラマ作れないし笠智衆さんと宇野重吉さんのやり取りハンパないだろ。あの時代にあの年代の人が妻のた…
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