割と単純な話だが、構成と演出でしっかり魅せてくる。スタンダードサイズはやっぱり良い。
にしても笠智衆は本当に唯一無二の役者だ。誰にも真似できない個性がある。
山田太一の情緒溢れる美しい本を、ここまで…
65分でこの濃密さ。山田太一脚本のドラマ(Filmarksには映画で登録されてるけどNHKのスペシャルドラマみたい)を初めて観たけど、凄すぎて泣きすぎて感服した。
遅延、遅延、遅延。人生における「こ…
82年当時の日本が見れる
冒頭駅のシーンは電車オタクも嬉しいだろうと思う
感情的で衝動的になる笠智衆に涙が出るし
宇野重吉とのやりとりが泣かせる
子供夫婦に厄介になっている年老いた夫婦
終わりに近…
このレビューはネタバレを含みます
山田太一監督三部作これで見終わりました!
全て間違えのない名作。
まだ老いとは無縁の僕ですが、全て失っていく一方なんだという恐怖。しかし人を思い愛す心は失わないんだという希望を感じた。
笠智衆さ…
★名古屋の病院に入院することになった妻。笠智衆は富山の息子の家で暮らすことになる。笠智衆ときたら昭和の男全開で意地を張り、もしかしたらもう妻に会えないかもしれないのに、妻に挨拶もせず富山に帰ってきて…
>>続きを読む入院中の妻のもとへいく無口なおじいちゃんの話。
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うっかりとしたところや、理解してもらえない息子夫婦とのやり取りも身近にいるおじいちゃんを見ているようだった。
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泊まった旅館先の主人との会…
1982年にNHKで放送されたドラマ。当時、確かに観ていたはずだが内容はほとんど忘れていた。
ただラストシーンだけは途中で思い出していた。
改めて観ても良かった。泣けてくる。
明治生まれの老人が病…