パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

Patriots Day

上映日:2017年06月09日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:133分
    監督
    ピーター・バーグ
    脚本
    マット・チャーマン
    エリック・ジョンソン
    ジョッシュ・ゼッツマー
    キャスト
    マーク・ウォールバーグ
    ジョン・グッドマン
    ミシェル・モナハン
    J・K・シモンズ
    ケヴィン・ベーコン
    エリカ・マクダーモット
    ヴィンセント・カラトーラ
    ジェームズ・コルビー
    メリッサ・ブノワ
    あらすじ
    2013年4月15日。殺人課の刑事トミー(マーク・ウォルバーグ)は朝からボストンマラソンの警備に駆り出されていた。オリンピックの次に歴史の古いこのマラソン大会は、毎年祝日である“愛国者の日”に開催され、117回目を迎えるこの日も50万人の観衆で賑わっていた。次々と走者がゴールし最高潮の盛り上がりの最中、トミーの背後で突如大爆発が起こる。歓声は悲鳴に変わり、煙が立ち込める中に血を流した負傷者たちが折り重なって倒れていた。トミーらボストン警察は事態が飲みこめないまま必死の救護活動にあたる。そして、到着したFBI捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)が現場を慎重に観察すると「これはテロだ」と断言した。テロだとFBIに管轄が移る。犯人に対する怒りがふつふつと湧き上がっていたトミーは歯ぎしりをするが、病院を回って負傷者たちの話を丁寧に聞いてまわるのだった。やがて監視カメラに映る不審な“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”が容疑者として浮上する・・。

    「パトリオット・デイ」に投稿された感想・評価

    当時ボストンマラソンで爆発事件があったことは知ってたけど、その後を全く知らなかったからどうなったのかを知ることができた。

    この映画はただ事件を映画にした作品ではなく、その事件に巻き込まれた多くの人達の絆や協力や助け合う力や、テロにも負けない人の立ち上がる強さの映画だと思った。

    見終わった後には何か力をもらったような感じになった。
    最近スコア満点な映画が多くて困る!
    俺の中で映画への評価のインフレ発生中!!

    本作もマジで度肝を抜かれる大傑作でした!!

    ピーター・バーグの実録三部作の中で一番好きだ!!!

    映画全体が物々しい雰囲気でありながら、軽快なテンポで物事が進み、息も詰まるような緊張感を抜けると、圧倒的な感動が全身を包む。

    実際のテロのときのアーカイブ映像を織り込みながら、それと違和感なく連なる俳優陣による演技や整合性に驚くばかり。

    本当に事件を追ったドキュメンタリーのようで、映画であることを忘れかけるほど。

    しかしながら、ちゃんとサスペンスとしての盛り上がりやカタルシス等もあり、娯楽作へしっかり昇華しているあたりが本当に秀逸。

    エンドロール前 本当のドキュメンタリーに移行しても、それまでの映画が嘘っぽくならないのも見事なバランスだと思いましたよ!

    テロ発生までは、群像劇の始まりのようなワクワク感が漂い
    テロ発生時は痛覚を刺激し、圧倒的絶望感に苛まれ
    そこからはプロフェッショナルによる倉庫内の推理
    そのあとクライムサスペンスものへ移行し
    戦争級のカーチェイスと銃撃戦(このとき爆発や発泡がCGなどによる軽いものではなく、本当に重量感があるのもピーバグさすが!)
    そこからさらに張り詰めまくった犯人の捜索

    これだけ様々なジャンルの映画をテンコ盛りにしたような展開の連べ打ちなため、先ほど「映画であることを忘れかける」と言ったが、やっぱり映画的な面白さ、楽しさは絶対保証な作品なんですよ。

    手持ちカメラ3台と、俳優たちのある程度の自由な演技が織りなすドキュメンタリックな映像が作り出す、本当にあった話としての説得力と、実際に戦った戦士たちの姿に号泣しました!
    事件発生から犯人逮捕までを時間軸に沿って描いた群像劇で、捜査時の政治的配慮や犯人との市街戦レベルの銃撃戦等、様々なエピソードが展開して飽きさせない拾い物でした。(ある事情で動かせなかった被害者の遺体を救急車で運ぶ時に、それまで側で立哨していた警官が行う行為には泣かされた)
    【ボストンマラソンで起きた事件】75点
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    監督:ピーター・バーグ
    製作国:ドラマ・サスペンス
    ジャンル:アメリカ
    収録時間:133分
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    2017年劇場鑑賞49本目。
    2013年4月15日に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件を描いた作品です。発生からわずか102時間で犯人逮捕に至るという劇的な展開をシリアスに描いています。パトリオットデイとは愛国者の日という意味ですが、この日に毎年ボストンマラソンが行われている模様。何故このような事件が起こってしまったのか。そのあたりに関してはあまりわかりませんが、犯人側の猛攻、ボストン市警やFBIの追走劇が今作の見所となっており、また終盤には当事者のインタビューが収録されているので、よりリアリティが伝わってきます。

    ボストン市警殺人課に所属していたトミーはボストンマラソンの警備にあたっていた。ボストンマラソンは順調に開始され、続々と走者が完走していく中、事件は発生するのだが。。

    確かにボストン市警、FBIは凄いんですよ。あんなに少ない情報で犯人を特定していきますし、徐々に犯人を追い詰めていくのですから。しかし、映画的にはややもたつく。特に銃撃戦のあたりは、何故二人の犯人に対して大勢で攻めてるのに捕まえきれないのか?と思ってしまいました。しかし、これが現実なのであり、フィクション映画で登場するプロの特攻隊等が如何に常識離れしているのか逆にわからされました。実話を映画化してるものでありますから、そこは仕方ないか。と思いますがあくまで映画としての感想を言うと少し物足りない感じがしました。
    ところがどっこい、なんとこれらの銃撃戦のシークエンスは脚色でもなんでもなく、入念な検証の結果、忠実に再現されたものらしくそれに関しては素直に驚嘆しました。なるほど、もたついてるなあという違和感は忠実に再現したが故に発生していたものであり、こればかりは仕方ないかと感じられました。

    ということで、もたついてる云々というのはあくまで映画としての感想であり、この事件を軽率に見ているわけではありません。むしろ、この事件が当時のアメリカに与えた衝撃はかなりのものであるため映画化は必然的なものであったと言えましょう。このようなテロがもう二度とないように、、という製作者の思いが読み取れます。また、わずか4年前の事件をさらっと映画化してしまうこの国の行動力にも驚かされます。日本という国は、事件モノに関しては発生から数年以内に映画化などしないというイメージがありますので、少し驚かされてしまいます。

    テロの発生から犯人を逮捕するまで忠実に描いたこの作品はアメリカ内でもかなり評価が高い模様。無論、いつかは世に出すべき作品だとは思いますが、あまりにも早すぎたので個人的には違和感を感じてしまったほど。それこそ被害者の家族などは今作をどう受け止めるのでしょうか。最後のインタビューも、類似の形式をとる近年の映画の中でも異例の長さですし、やや押し付けられている感じがしました。ここでも違和感を感じまして、総合的にいうと思っていたよりのれなかった自分がいました。題材自体はもの凄く良いですし、語られるべきものであると思いますが、少し早すぎたのでは?と思ってしまいました。

    と、ごちゃごちゃと言いましたが、この事件で命を落とした人もいます。このような悲惨な事故が今後起きないように、、ご冥福をお祈りいたします。
    警察、FBI、被害者、犯人
    いろいろな人の目線で見れたから、わかりやすかった。
    ただ登場人物多すぎで、覚えきれない。
    この爆破テロ事件は発生当初から実行犯逮捕に至るまでの一部始終を当時CNNなどのTVニュースで追ってた。そういう意味でストーリーは全て把握してたし、テロ実行犯を演じる俳優が最初に登場した時点で分かったくらい。

    実際にこうやって映画化され、スクリーンでテロ実行に至るまでの描写を見せられると、途方もなく悲しくなるね。

    俳優的な話を書くと、愛しのミシェル・モナハン演じる奥さんが爆破現場に居た時には「うわマジかよ、早く逃げろ!」と本気で動揺。ミシェルが犠牲になる役ではなくて安堵。J.K.シモンズはどういう使われ方をするのか途中まで分からなかったが、なるほど。あとはメリッサ・ブノワが出演してると聞いたが見つけられなくて、「どこに出てた?」と調べて役名を見てああー彼女か、と。分かんなかったわ。

    ピーター・バーグ監督が過去に監督した作品を調べたら「キングダム/見えざる敵」「ローン・サバイバー」があったのは納得。この人はアメリカとイスラムの対峙を(アメリカ側に偏らないバランス取った視点で)描写するのが抜群に上手いな。信頼できる。

    レッドソックスのビッグ・パピ(オルティーズ)のスピーチと、テロで重傷を負った犠牲者のマラソン挑戦シーンは泣きまくってしまった。勇気をもらえた。
    そのままボストンに捧げられた作品。

    記憶にも新しい実際におきた事件、テロの事実をそのままリアルに描き、そこにドラマを織り込んでる。
    様々な人物達の日常の描写で否応なしに作品の中に入ってしまう。
    少年のシーン(警官がそこにずっと立っているだけのシーン)に心が、かきむしられ引きちぎられ痛くて痛くてどうにもならなくなってしまった…

    今後もきっとテロは避けられないんだと思う。でもどう立ち向かうか、教えられたような気がする
    愛は悪に勝つ。
    これがノンフィクションだと思うと最近のイギリスのテロもあるし、怖い。
    面白かった。ノンフィクションで犠牲者もいるなかで、面白かったという感想が適切かは分からないけど。
    ミシェル・モナハンがすごく綺麗。
    アメリカは叩かれて強くなる的な映画ではあるが、あまり嫌味なく事実に基づいてキッチリと描いている気がする。

    なので感情移入もしやすいし、その悲惨さ、凶悪さが、強く伝わってきた。
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