ハンナ・アーレントの作品情報・感想・評価・動画配信

『ハンナ・アーレント』に投稿された感想・評価

3.7

20220520-150
1961年、イスラエル。アドルフ・アイヒマン法廷
美術:フォルカー・シェイファ
ハンナ・アーレント(1906年-1975年):ドイツ出身、哲学者、思想家、ユダヤ人。1933…

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物事を時代の趨勢に流されずに公平な目で判断するのは本当に難しく、この時代にアイヒマンのために立ち上がろうと思ったハンナアーレントには頭が上がらない
NM
4.3

すごい映画を観てしまった。
人間を、人間たらしめるものとは。

高名な哲学者のハンナはユダヤ人で、強制収容の経験もあり、アイヒマンの裁判を傍聴記を書くことに。
どんな悪魔的な男かと思いきや、想像とは…

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2013年公開
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
===

大戦後のエルサレムで裁かれたある「戦犯裁判」を巡って巻き起こった”悪”と”人間”についてのお話し。

重々しかったですね。ドイツ…

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このレビューはネタバレを含みます
悪の凡庸さ、というパワーフレーズ。
しお
4.9

絶対に今観るべき映画。
同時に、こんなに憂鬱な映画はない。
今のイスラエルの、アメリカの、世界の現状をアレントが見たらどう思うだろうと想像して涙が止まらない。
本当にしんどいけれど、私たちも目を背け…

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ほ
5.0
このレビューはネタバレを含みます
大学の授業で見た

思考しないことが1番罪
たしかにそうだよねと思った。

ハンナがそれに気づけたことってすごいし、普通は大衆のようにパッと見た悪者を叩くのに

著書「全体主義の起源」(1951)でナチズム、スターリニズムを分析・批判し思想史に大きな影響を与えた政治哲学者ハンナ・アーレントの実録ドラマ。監督は「ローザ・ルクセンブルグ」(1985)のマルガレー…

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miku
-

関心領域を見て久しぶりに見返したくなりました
ラストの演説は何度見ても胸を打たれる

自分もこの時代に生まれていたら「傍観」という意味で、ジェノサイドに参加していたと思う
たまたま別の国・時代に生ま…

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3.5

人権法の授業で視聴。
ユダヤ人でありながら、悪名高きアイヒマンを「凡庸な悪」と評価した哲学者ハンナ・アーレント。それを、大切な人たちから非難されてもなお、戦争の記憶が色濃く残る世間に向けて主張し続け…

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