テレーズの罪/テレーズ・デスケルウの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『テレーズの罪/テレーズ・デスケルウ』に投稿された感想・評価

清水
4.0

 大学一年生の頃に、授業で鑑賞。
 そもそも原作が面白いのだが、本作の主演であるオドレイ・トトゥの表情がとにかく良い。彼女といえば『アメリ』の印象が強いが、本作では、何かに耐える顔から徐々に解放と欲…

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sho
-
傑作ではないか。遺作で素晴らしい映画を世に放って亡くなったのは師トリュフォーと同じ。行動原理の不確かさをこれでもかと表現するオドレイ・トトゥがとにかく素晴しい。

推しの小説家が推してた作品だった経緯で既読済原作小説の映画化。原作読了時は学生だったのもあり難解だったが、既婚後に映画化を観てより理解が深まった。まあ…人の心理描写が凄いなって。

学生期はちょっと…

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4.0

繊細でアンビバレントなヒロインをオドレイ・トトウが好演してました。登場人物が全般的に煮え切らないというかはっきりしない造形でもどかしい感じがするのですが、却ってそこがある意味陰影となっていてうまい演…

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先日観た『ボヴァリー夫人』(監督:ソフィー・バーセス/2014年/ドイツ・ベルギー・アメリカ合作/原作:ギュスターブ・フローベール)のことを思い出した。
こんなはずはないなと思った。
これがフローベ…

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そ
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講義で観た
3.0
過去鑑賞。

「罪を犯す気はなかった。自分がわからない。…………隠さずに話したかったけど、どんな説明も不正確に思えた。嘘に思えた。……当時の私は役を演じるのが嫌だった。でも今はわかる。両家との縁談を喜んだ女。あれ…

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Baad
4.2
これはとても見応えがあった。

ついでに遠藤周作翻訳の原作も読みました。

若干変えてあるけど、映画の方がそれでも飲み込みやすいかな。

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