大学一年生の頃に、授業で鑑賞。
そもそも原作が面白いのだが、本作の主演であるオドレイ・トトゥの表情がとにかく良い。彼女といえば『アメリ』の印象が強いが、本作では、何かに耐える顔から徐々に解放と欲…
推しの小説家が推してた作品だった経緯で既読済原作小説の映画化。原作読了時は学生だったのもあり難解だったが、既婚後に映画化を観てより理解が深まった。まあ…人の心理描写が凄いなって。
学生期はちょっと…
テレーズは家のために結婚した自分を気に入っていて、夫もそんな彼女を本気で愛していたんじゃないかな。
妻が犯罪を犯したとしても、妻を守ることで家を守ることが出来ればそれで充分。
自分を殺そうとしたテレ…
繊細でアンビバレントなヒロインをオドレイ・トトウが好演してました。登場人物が全般的に煮え切らないというかはっきりしない造形でもどかしい感じがするのですが、却ってそこがある意味陰影となっていてうまい演…
>>続きを読む先日観た『ボヴァリー夫人』(監督:ソフィー・バーセス/2014年/ドイツ・ベルギー・アメリカ合作/原作:ギュスターブ・フローベール)のことを思い出した。
こんなはずはないなと思った。
これがフローベ…
自分の心の自由が一番
「頭が考えでいっぱい」
(頭の秩序の回復)の為に結婚したがうまくいかない。心の矛盾。松林、家など現実生活にこだわると同時に嫌う。シンプルな性質の人たちに嫉妬すると同時にそんな人…