愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャンの作品情報・感想・評価

愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン1986年製作の映画)

JEAN DE FLORETTE

製作国:

上映時間:122分

ジャンル:

3.8

「愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン」に投稿された感想・評価

Jasminne

Jasminneの感想・評価

4.1
極上の海外小説を読んでいるかのような作品。パート2まで一気に見ないといけないと急き立てられる面白さ。
パート1、2あわせて4時間あるけどすぐに終わる。終わるのが惜しくなる、最後のページを読んでお話が終わるのが悲しくなる作品。
人の欲望は押せば復讐の泉湧く。
peche

pecheの感想・評価

3.7
フランスの小説の映画化。
プロバンス地方が舞台
泉を巡り登場人物の運命が絡み合う。
なんとなく見始めたけどおもしろかった。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8
‪「愛と宿命の泉」‬
‪冒頭、真赤なカーネーション。小動物の数々…原風景な土地。夕映にユペールの姿。風光明媚な大自然に生きる人々…本作を初鑑賞(4k)したが素晴らしいの一言。一部二部と約4時間の大作だが一切長く感じず唯美主義に長け讒言で哀しくも愛と感動の巨編で、この顛末を是非観て欲しい名作だ。‬ 未だに観たことが無かったクロード・ベリ監督、脚本の二部作による超大作でエマニュエル・べアールやイヴ・モンタンが主演の「愛と宿命の泉」の4Kレストア版が発売し届く。今回は撮影監督ブルーノ・ニュイッテンが監修務めてるらしく楽しみ。愛と感動の文芸作品とされ評価かなり高いから期待してる。
HK

HKの感想・評価

4.8
クロード・べリ監督によるフランスのプロヴァンス地方の小さな村を舞台にした愛憎サスペンス映画。

主演のウゴランを演じるダニエルオートゥイユとジャンを演じるジェラール・ドバルデューは後に「あるいは裏切りという名の犬」でも共演していましたね。そしてセザールを演じるのは「パリは燃えているか」のイヴ・モンタンさん。渋い顔が揃いましたね。

プロヴァンス地方と言えば、雄大な大自然に囲まれてヨーロッパの中でもとても牧歌的な所として有名ですよね。1920年代にフランス革命とか近代化とかが叫ばれた時には都会の喧騒に疲れた人たちがよくここに来てたそうですね。同じような題材で「プロヴァンス物語 マルセルの夏」なんて映画見たことありますが、こっちはプロヴァンス地方の雄大さを描きながら描くハートウォーミングなファミリー映画になっていますね。

それに対してこっちは、そんな牧歌的な温かさを消して、陰湿な村社会を描いていますね。都会から来た新参者に対する村人の冷遇っぷりも描かれます。ペタンクで遊ぶシーンもプロヴァンス物語じゃ心和むのに、この映画ではジャンに対する虐めみたいな構図になっていて、やはり気持ち悪いですね。

セザールおじさんの好々爺に見せかけてのあのクズっぷりには腹立ちましたが、ある種相手を陥れるずる賢さには長けていて凄いと思いましたね。とにかく泉を自分の手に入れるためならなんだってするあの狡猾な姿勢には拍手しました。まあ、元の地主を普通に殺しちゃう大悪人だからね。

ジャンの最後も可哀想だけど、ある種最後までおじさんの手の内で弄ばれてくたばっちゃったから可哀想だけど無能やなとは思った。誰かに頼れば良かったものを、新参者なのだから誰かに媚びれば助かったかもしれないのに。

一番人間味があって、セザールとジャンの間で罪の意識に溺れるウゴランが可哀想であったな。ジャンが死んだ姿を見て泣いてしまうのも、それでもおじさんについて行って悪の道に入っちゃうのもある種の人間味があると思った。でも多分いい子なんだろうけどね。

田舎の農園生活を侮ってはいけない。都会人が大自然の脅威と村人の閉鎖的社会に押し込まれて最後に死んでしまうあの展開。そして最後に灰汁が勝つようなラストは私の鬱屈した心を満たすのに十分であった。

でもさらに素晴らしい愛憎劇を見せてくれるのは次の第二章だ。ここからの復讐劇も面白いから両方ともお勧めですよ。
560

560の感想・評価

-
よく「ムダな努力を続けてもムダなだけ」という残酷な言葉を見るが、終盤のジャンの行動はまさしく成果の出ない努力で、見ていて哀しくなる。

田舎の悪い一家の企みで、都会から来たインテリ一家が農家を始めるもどんどん追い詰められていく。

なぜそんな事をするかと言うと、地元の一家は泉が欲しいから、インテリ一家が引っ越す前に予め埋めて、近代的な農業の夢をくじいて帰らせようとする。

で、やっぱり水不足に苦しんでどんどん生活は廃れていき、ついには占いに頼ってあてのない井戸掘りを始める。

掘れども掘れども水は出てこない。

これを見ていてゾッとした。

成果の出ないことを、ほとんど祈りに近い形で続けていることは、往々にしてある。

コツコツやったからといって、特に成果はない、ほんとにムダな作業。

その意味ではある意味ホラーでもあった。

恐ろしい。
KMD

KMDの感想・評価

3.3
飽きずに観れたけど、大河ドラマがあまり好みではないから特にハマらず。ジャンはイエスなのではなかろうか。

「泉は女と一緒だ、人が見なくなると枯れるものさ」
ポリプ

ポリプの感想・評価

3.9
フランス映画「愛と宿命の泉 フロレット家のジャン」前編

セザール(イブ・モンタン)と甥のウゴラン(ダニエル・オ-トゥイユ)は、ある他人の土地の利権を巡って二人で密かにある悪巧みを立てました。

前編では、その悪巧みが上手くいき二人はまんまとその土地を手に入れて晴れて悪巧みが成功したかに思えますが…?という内容です。
なお

なおの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

甥のウゴランと叔父のセザールが夢と金儲けの為に泉を隠し、親切に見せかけて困っているジャンを追い詰めた結果、ジャンは亡くなってしまう。ジャンの娘マノンの悲痛な声が響きわたる。

雨がめったに降らない南フランスの田舎で貴重な水をめぐってのお話がこんなに面白いとは。純と螢でおなじみの「北の国から」に似たシーンやウサギがいっぱい登場。成長したマノンが主役のpartⅡを早く見ないと!
Roland

Rolandの感想・評価

-
面白い。原作マルセル・パニョル。半ゴズリングみたいな若ドパルデューとダニエル・オートゥイユの初共演?
せむし男がどうにもうまく行かなくて絶叫する時に結構いい雨が降ってる。
>|