股のあいだにバイブをつっこみ、恥じらいが反転され、快感へと裏返っていく、その解放された姿よ。憧憬にすら思える。雨は解放を抑えることもなく、むしろその解放性を艶やかに映し出す。二回町へ出る、そのコント…
>>続きを読む鑑賞2回目。
この作品も初めて観た時にとても衝撃的だったけど、今回観ても同じ感想。
塚本監督らしい、人のドロドロした部分を真っ向から描いて、躊躇わずにいききった表現で、さらに今作はアーティスティ…
見る⇆見られるの間にほとばしる快楽、欲望。
クライマックスが独特。これが塚本晋也ワールドなのか。
これだけ彼岸の彼方に連れて行ったのに、最後ハゲたおっさんの号泣にじんと来てしまうとは。
夢か現か全…
タイトル通り終始ジメジメした映画でした。ストーカー男が地味女と潔癖なハゲおっさん夫婦のパンドラの箱(エロス)を簡単に開けてしまう。
性の解放って戻ってこれなさそうで怖い。
塚本監督作品久しぶりに見ま…
円(丸)と水で紡がれる官能の美、そして目を見張るような美しさのあの自慰シーン、塚本晋也監督の作家性を感じる。(鉄男もすごい)
黒沢あすか演じるりん子は題名の「蛇」(キリスト教的な手足を奪われ地面を…
エロティック。内在的な欲求が噴出するとき、人は初めて生きる。個人的に黒沢あすかは『冷たい熱帯魚』の印象が強いが、それ以前にこうした作品に出演したことがあるのだとわかり、妙に納得した。セックスが生の…
>>続きを読む(C)ラテンビート映画祭