このレビューはネタバレを含みます
2010年以前に公開された日本のホラー作品を集中的に視聴中。
今回は1978年公開の『愛の亡霊』という作品。
原作は中村糸子の小説『車屋儀三郎事件』で、大島渚が脚本・監督した作品だ。
ろくに内容知…
不倫して、旦那を殺したらお化けになって出て来て、苦しくなって滅びるお話。
藤竜也さん。カッコ良いけど、いかんぜよ。アンタが手を出さなけりゃってことを言っちゃあこの話は成り立たないですが、ダメですね…
しかしチビちゃん居るのに何やってんだろうなぁ。人間って欲に弱いし欲があるからこそ進歩してきたとは思うけど、この作品の中の欲はただの欲情でしかない。欲情ってどんどん深みにハマればハマるほどとんでもない…
>>続きを読む愛のコリーダからの「愛の」ってタイトルついてると
当時みんな色んな意味で反応しただろうなぁと。
こちらの「愛の亡霊」は、夫と子供がいながら
愛人と夫を殺害し、自分だけ夫の亡霊に悩まされ
精神が病ん…
世界に衝撃を与えた「愛のコリーダ」の次回作が本作。「怪談」と同じスッタフなんで画面が怪談ぽい。霧の中から人が出てくるのが凄い映像で宮島義勇がかっちり撮ってる感が強い。武満徹の音楽と田村高廣の白塗りが…
>>続きを読む『怪談』のスタッフだけあって美術は良いが、土着性や性愛描写による不要なリアリズムが発生して相殺。
吉行和子はかなり気合入ってたが…
川谷拓三は東映演技から抜けつつあり。
伊佐山ひろ子、どこに出てた…