【監督3人による競作だが、出来栄えはイマイチ】
イタリアの名匠アントニオーニ監督の提唱により、自身とウォン・カーウァイとソダーバーグの3人の監督が「エロス」をテーマに競作したオムニバス映画。
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未見も残り少なくなったウォン・カーウァイ作品が含まれているが、彼の「若き仕立て屋の恋」のロングバージョンを先に観てしまったので完全におさらい的な感じになってしまった... しかも一番見たかったその話…
>>続きを読むウォン・カーウァイ観たさに。テイスト的には花様年華に似ているが、やっぱり他の作品を観れば観るほど、『花様年華』の色気と清純さのバランス感がとても良い。
ただ長編は見てみたい。
他の作品も見たけれど…
第1部「若き仕立て屋の恋」美男美女のロマンティックな悲話で素晴らしい。映画ならではの夢の世界。4.5点
第2部「ペンローズの悩み」つまらない。0点
第3部「危険な道筋」海辺で女が裸で踊るシーンは良い…
エロスに対する三つの視点。
ウォン・カーウァイは平常運転で「手」を官能的に捉える。彼にとって到達しえないものこそがエロスなのだろう。
対してソダーバーグは「夢」というモチーフと会話劇で行う。目を閉じ…
ウォン・カーウァイ、スティーヴン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・アントニオーニが三者三様のアプローチで”エロス”をテーマに紡いだ三つの短編で構成されたオムニバス作品。
・若き仕立屋の恋 ★★★★4…
昔々、旅行中に彼氏と喧嘩して別行動となり、土地勘ないし一人ですることもなくひっそりとあった映画館に入った。銀座だったと思う。そこで観た映画。三作品のオムニバスだった。
ウォン・カーウァイの作品が一作…