1941年ドイツがフランスを占領した頃の話。
ほとんどがドイツ人将校のしゃべりと無言で聴いているフランス人の叔父と姪ふたりだけという一部屋だけのシーン。それだけなのに釘付けにさせられる力がある。
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観てるとだんだんナチス将校側に感情移入していって、その視点のまま最後は感動させられる。
原作がドイツ占領下のパリで極秘裏に出版されたことや、作中で行われる抵抗がただ沈黙すること、最後はドイツ人将校の…
原題:Le Silence de la Mer
"殺された詩人サン・ポル・ルーに捧ぐ"
1941年。
ドイツの占領下のフランス。
老人と姪が2人で住む家に、寝泊まりすることになったドイツ将校エブ…
老人のセリフがほとんどなくその殆どがモノローグで事実を淡々と述べていることで、また、姪のセリフなどラストシーンの一言二言しかないことで、一見起伏のない退屈な物語に思えるが、ところがどっこいそのおかげ…
>>続きを読む久しぶりのメルヴィル。昔読んだナチス関連の本に出てきた一作。メルヴィル自身レジスタンス活動家だったらしい。
まず、長編デビュー作というのが恐ろしい…コクトーやルノワールに認められたというのも納得。…
アデュー・・・
前半は喋らない抵抗VSフランストークで、姪の編み物がどんどん完成に近づいて行く。
後半はフランスかぶれ将校の理想と現実に切なくなる。
そうそう、軍の指揮してるのはなんでも破壊する…
93点
ナチス・ドイツ占領下のフランス。
老人の家に若い兵士が訪ねて来た。
空き部屋を見つけるとご機嫌で帰って行った。
数日をかけ、荷物を運んでくる。
そして「将校」が現れた。
足の悪いエーブル…