派手な演出は無く、淡々と歴史をなぞっていく構成だからこその美しさ、哀愁、迫力がありました。
溥儀の記憶と、共産党の収容所のシーンが交互に繰り返されていく中で、溥儀への同情と、現代的な国家の価値観にお…
皇帝って、ワハハハーみたいな唯我独尊!みたいなイメージやけど、移動の自由とか職業選択の自由などなど、人権の概念が当てはまらんなーと思った。
お母さんとも乳母とも引き離されて、紫禁城から出ることも許さ…
中国最後の皇帝に6歳で即位し、人生の最後は平民の位まで階級の一番上と一番下を人生で経験した唯一の人物と言っても過言ではない溥儀を主役とした長編なんと4時間にわたる映画。
中国の史実に基づく作品だが、…
もっと満州事変のことや清王朝について知っていれば楽しめたはずだが、それを知らずとも名作と言われる所以を感じ取れた。特に最後の自分でチケット代を払い、紫禁城に入るシーンは一つの時代の変化を感じた。音楽…
>>続きを読む第60回アカデミー賞受賞作品。
清朝最後の皇帝にして、紀元前から続く中国王朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を描いた物語。
そんなラストエンペラー溥儀がどうして日本の傀儡国家である満州国の皇帝に就いた…
あんまりセリフがない。
でも、世界観がよく表現されていて、ついつい観てしまう。
私はあまり知識がなくてよくわからないまま見終わったけど、
知識や思考力がおありである彼氏様にお話を伺ったところ、
「…
中国出身かつ歴史専門の旦那さんの解説付きで鑑賞。
清帝国最後の皇帝・溥儀の存在は、高校時代に教科書でさらっと見たぐらいでした。
とても悲劇的かつドラマチックな生涯を歩んだ人物だったのですね。
即位…
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