フィルスの作品情報・感想・評価

「フィルス」に投稿された感想・評価

末那

末那の感想・評価

4.1
人はそれぞれの生きる理由で生きてるし、そこにはその人間なりの道理とか倫理とか哲学とかがあり、共感されることは幸せなのかもしれませんが、決して誰とも交雑せずに生きるというのも一つ道なのかなと思いました。
孤独に歩め、悪を為し、求めるところを多く、林の中の虎のように。ってイメージ。
反面教師・・・にもならないくらいのダメっぷりです。

ここまでめちゃめちゃだと、

映画と割り切れて、逆に笑える?かも。



どのタイミングでもやり直せるチャンスがあったのに、

ことごとくそれを台無しにしてしまう。

台無しにせざるを得ない彼の性分。



性悪説、性善説について考えてしまった。

結局のところ自分が一番大切で、かわいくて、

そのためにがむしゃらになるんだけれど、

最後我に返ったとき、

自分の人生いったい何だったの?っていう虚無感だけに包まれる。



やっぱり人って誰かのため、仲間のため、家族のために生きて、

その結果巡り巡って自分の存在を認めてもらって、

それで最後に自分も幸せになれるっていう、

なんかそんなこと思いながら観てました。



ストーリーの最後の最後、

主人公がとった行動は、

傍目にはかわいそうだけど、

やっぱり彼にとって一番楽な(自分が好きな)選択肢だったのでは?

目の前に新しい自分(未亡人とその息子との関わり)があったにもかかわらず・・・
hiromix

hiromixの感想・評価

2.7
クズすぎる。呆れるほどのクズ男。
クズ男の成れの果て。
しかしクズなマカヴォイさんもこれまたかっこいい♡
拡大コピー野郎には笑った!
まさに、フィルスっ!!!
ミホ

ミホの感想・評価

3.0
マカヴォイのファンの方は観て損ない作品だと思いますが、そうじゃないなら観なくても大丈夫かな。

クズにはクズなりのクズな理由を元に行動してるんだ。
誰も彼を責められない。
myco

mycoの感想・評価

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下ネタが深すぎるのは苦手と言うかイライラするが、ジェームズマカヴォイだから観れてしまう!

ジェームズマカヴォイ演ずるブルースが下衆中の下衆野郎で、下衆すぎてだいぶ引くけどすごいやこの人の演技力は。
後半締めてくれる!いろいろと!

エディマーサンやっぱりいいですな、彼が出ると何故か安心して映画が観れる!
Elie

Elieの感想・評価

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http://citychrom.jugem.jp/?eid=1375
初見時の感想↑
先日ついに円盤を買って、久しぶりに見ました。物語が進むにつれて、ブルースが蝕まれてゆくにつれ、ぐんぐん面白くなってゆくんだなぁ。まかぼいさんの瞳がびっくりするくらいの珊瑚礁の浅海色。精神や肉体がぼろぼろでも、目だけが宝石みたいに輝いているのが皮肉みたいでちょっとかなしい。エディ・マーサンやジム・ブロードベント、気づけばいろんな映画で拝見していて、登場すると嬉しくなります。
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.8
スコットランドの悪徳刑事ブルース。本当に酷いことばっかりするクズでしかないのに、悲しみやら自責の念やら色々背負ってるのも見えるし、とにかく魅力的なんだわ。あんまりだよって思わせながらも同情させちゃうんだもの。マカヴォイの演技が最高。
いっぱい笑ったのに、ダークな展開に衝撃を受けて、そして"Creep"あたりからボロ泣きしてしまった。これ結構好き。
とりあえず一言
とんでもねぇフィルスだぜぇ!(猛爆)

本筋は至ってシンプルなんだけど
そこにクズさ加減やトラウマや
トラブル、その他諸々
絡みまくって最初わけわからんかった

ハッピーエンドを絶対にさせない
終わらせ方本当に最高
ただ、それでもスカッとしてるから
不思議だしめちゃ面白い。

ルールに例外なしな終わり方やなぁ
森崎

森崎の感想・評価

3.5
贖罪の意が少しずつ首を締めていく、悪玉に振り切れない悲劇。モザイクだらけの冒頭からでもどこか虚無感がついて回る。

女性を制圧するためだけの性行為、クスリ、でたらめの吹聴、トラブルのでっち上げ。昇進を狙うとはいうものの、破滅的なまでに倒錯しながら出世レースを駆け抜ける刑事、ロバートソン。
セックスのプレイとして首を締められ、自分の行いに刑事としての首を締められ。相手のメプチンエアーを吸って、鼻づまりのメンソールか何かを吸って、クスリを吸って。たまに抜いて。なんとか吸って吐いて生きている。

差別主義者やヤク中の同僚、仕事をサボる上司、身体を求めてくる愛人、どんくさい親友、全て馬鹿にしながら、いや何か馬鹿にする要素を作り上げなければやっていけないとばかりに身体に酒とクスリを入れて一日一日をやり過ごす様は滑稽で哀れだった。


中盤からどこかジェームズ・マカヴォイが主演した「トランス」やシェイクスピア作品のような文学的な雰囲気を不思議と感じる。弱さや行動の理由を女性へと転嫁しているような挙動、突き抜けた悪の清々しさ、弱った悪の脆さのようなものも。
活字を追うように小説を読み進めるようなあの感じと、ロバートソンの姿を追うように写した映像と、露になる全体像。幕切れと共に小説をぱたんと閉じたような良い意味で距離感のある区切りが心に残った。

きったないしもう一回!とはならないけれどなんか好きだな、こんな作品。
Fuzzy

Fuzzyの感想・評価

3.3
他人を陥れるクズ
だけどその原点にあるのは悲しい過去

最後のシーンが面白かった
新しいスタートを切れそうだったが、それをさせずに終わらせる映画。
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