her/世界でひとつの彼女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 1295ページ目

サマンサが今の気持ちを音楽で表現して、それを聞きながらセオドアがビーチで横になるシーンがあるけど、
あんな風に日常にサウンドトラックを載せられたら、人生をどれだけ豊かな気持ちで過ごせるだろうと思った…

恋愛とは。そうか、誰かにとって“特別な存在”になることなんだな。不特定多数のなかの1人でなく、“あなただけの1人”になることなんだ。日曜の夜に1人で観るのは非常に酷で、辛い映画だった。
全体的にはそ…

淡い映像、淡い音楽、淡いお話。スルスルと掌からこぼれ落ちていくようにしてこの映画は終ります。

スクリーンの中で描かれる物語を楽しむというよりはぼくたち自身の心のなかにある過去を追体験させてくれる、…

鮮やかで綺麗。スカヨハのハスキーボイスも流れる音楽も素敵。体験したことないはずの話なんだけど、不思議とたしかに共感して…いつもは共感しないタイプなのに。
すごく心が浄化された。
わたしも「知るか」で…

非リアな私は非リアな主人公への共感を求めて、観にいきましたが…すごく深いラブストーリーで私には大人すぎました…
愛とは？恋愛とは？
色々とこの映画は問いかけてきます。もっと色んな経験をしてから観ると…

顔が好みだから、年収が高いから、学歴がいいから…
そんな理由で恋をするのよりも、OSとの恋愛はもしかしたら高尚な恋愛かもしれない？

声しかない相手との恋愛はただ、心かよわせてくこと。

映像と音楽…

スパイク・ジョーンズって、私にはjackassの総監督でありあんなバカ番組一緒に撮ってる下品な人なんじゃないかって思ってるんだけど、そうじゃないんだよね。すっごいオシャレでいい映画撮るんだよね。何故…

元々ミュージックビデオ監督からキャリアをスタートした人だけあって映像の綺麗さと音楽の使い方は文句なく素晴らしいです。単に綺麗なだけじゃなくて、映像が主人公の心情の変化を分かりやすく表現してるんですよ…