映画は考え方を横と縦に広げるために見るものだと思ってた。しかし、この映画で現実の解析度を上げるという楽しみ方を知った。どんな人がどんなことをどのぐらい考えているかを知れてよかった。
親が子に論理的に…
大学の時に抜粋で見ていたけど全編ようやく見れた。早稲田の映研さん、ありがとうございます。。
これをドキュメンタリーと言い切ってよいのか、編集の繋ぎ目を考える暇もないほどスムーズな語り口。フィクション…
ワン・ビンの『青春』以上に物理的にあり得ないと思える構図と意外にも和気藹々と当時のことを振り返る被災者の会話に終始愕き。
そして、あまりにも濱口竜介の劇映画のようだったので、全部まるっとフィクション…
【なみのおと】3.8
「美と殺戮のすべて」や「エル・スール」でも書いたけど映画のタイトルの由来や意味が劇中で明らかになる瞬間はいつもゾワっとなるんだけど、「なみのおと」ってインディー邦画にありがちな…
お互いの目線が向かい合わず、それぞれが目の前のカメラに向かって喋る「Z」の形の位置で撮影をしてるのは知っていたが、肩越しの斜めからのカットを見ると正対しているように見える。よく見ると錯覚でやはりズレ…
>>続きを読む異性ふうふ のインタビューシーン、男性 のほうが 女性 の話を何度も何度も遮るし、男は〜女は〜の二元論が途中から激化して つらかった みるのが
それが人々の感じ方の「現実」でも
「被災者」といっても…
真にあの日の悲劇を体験した訳ではない者たちに何が出来るだろうか。
かつての津波を語る紙芝居で始める時点で「記録映画として残すこと」の意義を徹底的に思考した結果だと言うことが伝わる。そして、カメラの…
濱口竜介の手法がこうやって生まれたのかと納得できる映画だった。津波の被害に遭われた方が向かい合って話す姿は、なんとか撮影者がインタビューされる側のありのままのこえを聞こうとしているとこがいい。とても…
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