機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方にの作品情報・感想・評価

機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に2014年製作の映画)

上映日:2014年05月17日

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

4.0

「機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に」に投稿された感想・評価

ZZだけ見てないけど逆シャアからの繋がりとか全然不自然じゃないしラプラスの箱も納得できるしすごく完成した作品だったな。という印象。
「こ、この展開は前に見た!つ、次の展開がわかるぞ!」まるで自分がニュータイプになったように錯覚したけど、この作品が過去のガンダム作品へのオマージュに溢れているからだった…。
新しい物語を紡ぎながら、随所に既視感も起こさせる作品。初代以外のガンダム作品は多かれ少なかれそういうものを宿命づけられている。むしろテンポよく進むこの物語になんとかついていけたのは、ガンダムの世界観や語り口を少しだけでも知っていたことがかなり有利に働いたんじゃないかと思っている。
複雑に入り組んだ勢力図に、常に変化する人物相関図。でも、真面目な少尉が闇落ちする件などは、過去のガンダム作品を見てたからこそフラグに気づけたりもした。知性と気高さを秘めたオードリーの強い眼差しが好きだったのも、過去のヒロインたちの面影をそこに見出したからかもしれない。例えば「ガンダムW」のリリーナ様とかね。

逆に過去作品を見ていたからこそ驚いたのは、<ニュータイプ>と<サイコフレーム>の可能性の一つの到達点が、どうしようもなく「物理的」な現象として描写されたこと。
初代では「勘の良さ」とか「テレパシー」といった第六感として描かれたニュータイプ。「逆襲のシャア」ではサイコフレームという精神波増幅装置によって「奇跡」を引き起こしたわけだが、表現がけっこう曖昧で、「実はあの奇跡はサイコフレーム関係なかった」とか言われても仕方ないような解釈の余地が残っているように思う。
ところが本作で描かれるニュータイプ現象は、解釈の余地なんてない明白なリアルとして発現する。
これはもう明らかに新しい出来事で、この作品を福井晴敏という熱心なガンダムファンが考えた二次創作物と、ちょっと舐めていた私にとっては衝撃だった。すいませんでした。二次創作の域などは最初から飛び出していて、初代から繰り返し語られてきた<ニュータイプ>の行き着く先を一つの可能性として提示した、必見の新作だった。初代からのヒストリーがフラッシュバックするシーンとかけっこうヤバイ。だってビギニング流れるんだぜ?ほんとすいませんでした。

ここで突然の好きなモビルスーツ大発表!
私が「ガンダムUC」で一番好きなMSは、ドゥルルルルル…ダン!クシャトリヤです!
もうこれは物語の力によるところがとても大きい。パイロットのマリーダさんの運命、生き様、そういうの込みで、一度ボロボロになっても戦い続けたクシャトリヤが好きになった。このシリーズが始まった頃、作品を見ないでプラモデルだけ見た時には全然惹かれなかったのにね。
ちなみに当初好きだったのはシナンジュです。なんかすいません。

このレビューはネタバレを含みます

ユニコーンとバンシィの共闘が熱い。
歴史を垣間見る部分、繰り返す戦争の中でユニコーンとバナージが選んだ未来はヒューマノイドとニュータイプの共生だった。
Tsnaoki

Tsnaokiの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

終わり方きれいだった
このシリーズはとにかく作画がきれい
現代の作画でコロニー·レーザー見れたの良かった
上映時間の120分が短く感じました。EXは大画面で見ることが出来て良かったです。本編も色んなオマージュや他の作品と関連したシーンが結構あったので、もう一度ゆっくり見たいです。全体的に満足です。
2014/6/2
良かった…いろんな人の一挙一動に理由があるのがいい。すごく濃密な全7話でした。主人公の成長がガンダムとも相まって…なんでこんな綺麗にまとめられるんだ?
ガンダムUCエピソード7
前作に引き続きガンダムシリーズ初心者ながらの感想です
どうしようもなく愚かな人間の可能性をどこまで信じられるか
そんなテーマをしっかり示してくれる最終回

箱の解放の持つ2つの側面をバナージとリディという2人の異なる主人公を使ってた示してくれたのは良かった
歴史に裏打ちされた人の愚かさ、悲劇を生む危険性を考えて行動できなかったリディ
自分は正しいことをしているのに認められない!という気持ち、その奥底にある自分も人を信じたいという思い、それが嫉妬となって飲まれてしまったあたり、ほんとにどうしようもなく人間臭い、やっぱり好きです
一方でどんなに困難な未来や現実を見せられても、それでも!と言い続けたバナージはやっぱり強いですね
そしてマリーダさんには泣かされました

フロンタルとの決着を含む終盤はもうシリーズ締めくくりのオマケという感じでしたし、はじめの方に印象的だった戦争作品としての印象はだいぶ無くなりましたが、きれいにまとまってましたし、最終話としては良かったと思います

ただまぁ本作は大団円で終わっていますが、リディがそうであったように人の可能性なんてそう簡単に賭けられるものじゃない訳です
連邦やらジオンという巨大な動きのなかで、あの演説がどれだけの力を持つのか
恐らく彼らに今後降りかかるのは大団円ではなくとてつもない困難であろうことは想像に難くない
そんな困難に彼らがどこまで立ち向かえるか
ちょっと楽しみだなぁなんて思います(意地が悪い)
hrswymt

hrswymtの感想・評価

4.5
NTを見終えたからこそ、『虹の彼方に』を再評価したいです。

マニアでもなく、ただのガンダムファンとして、ファーストから続くU.C.の流れはユニコーンという結末で大団円を迎えラプラスの箱の真実を知った時、すべての流れが一つになりました。

人間のエゴや、嫉妬、怒り、憎しみ、それを包む優しさと、愛。
子供の頃はただガンダムがカッコよくて、内容を理解するようになった今では、道徳や倫理感、愛が物語に奥行きを与えているんだと実感。

個人的にサイコフレームの光だけで涙が溢れてくるのは、これまで見てきたガンダムの歴史や想いが詰まってるからだろうけど、今のアニメ世代にも見てほしい作品の一つだと思います。
黒猫式

黒猫式の感想・評価

4.5
ナラティブ公開記念オールナイト上映@新宿ピカデリー。
エピソード7は冒頭の映画っぽい入り方が好き。
あとシャイアン基地指令の副官(セリフ無し)の存在感が凄いw
barrel

barrelの感想・評価

2.6
もう少し、何とかなったのではないでしょうか

ニュータイプの終着点。一年戦争の始まりから終結までがここに

やはりエピソード5でやりきってしまい、自分の中では不完全燃焼のまま終わってしまった。少しサイコフレームに無理をさせすぎでは?
さすがに今回のは強化し過ぎで...
今更ながら、F91の前とは思えないぐらいのスペックになっているのでは...?

ネオジオング、というよりフル・フロンタルは完全に予想の下をいった。もうアムロとシャアとか、過去作に頼った作品は辞めましょうよ...

ニュータイプ神話と宇宙世紀の真実、という点では良い内容だった。途中までは確実に良作といえる出来なのでオススメはしたい


↓以下ユニコーンというより新作について


ニュータイプが見せた可能性、ユニコーン
少なくともF91までの平和を繋いでいくことはできた
はずだったんだがなあ
なんで新作作っちゃうんでしょうか
ガンダムNT(ナラティブ)

バナージが決死の思いで見せた人の可能性が結局無駄たったんですかね?
宇宙世紀憲章も結局無意味だった、前作の主人公の行動を無駄にするのは一番ファンに対してやってはならない行為ではないのか
あとは主人公機の設定に無理があるとかのあかん様子は見れるけど、ホント頼みます。UCを無駄にしないで欲しい

あとUC2やるっていっても主人公変わるんですかね?
さすがに主役はバナージでやって欲しいぞ
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