ブラス!の作品情報・感想・評価

「ブラス!」に投稿された感想・評価

MiYA

MiYAの感想・評価

4.0
いい映画でした。ピート・ポスルスウェイトの演技がとにかく素晴らしい!(ラストのピートのスピーチシーンの演技は感動的)。ユアン・マクレガーも若いなぁ。

サッチャーの映画を観たばかりだったので、炭鉱の閉鎖の背景にあるサッチャリズムとそれに鋭く対立する労働組合運動が非常に興味深いです(登場人物がサッチャーを口汚く罵る場面あり)。男たちは炭鉱の閉鎖と生活苦というタフな状況に直面していますが、彼らの生きる希望となるのが音楽であり、観ている側もブラスバンドの美しい音色に癒されます。

吹奏楽って日本では女子ばっかりというイメージなので、無骨なおっさんばかりの吹奏楽団ってのが絵的に面白いし(狙ったわけではないでしょうが)、名前も知らない無骨な俳優たちがいい演技をしています。だから、あのヒロインの存在って結構邪魔w
前情報なしに観たのですがコメディかなと思ったら炭坑夫たちで形成されたブラスバンドを通して音楽のすばらしさと生きることの大切さを見せてくれる映画で、ラストは本当に目頭が激アツでした。

実話を元に作った映画らしく、イギリスの炭坑を舞台とした映画は本当に社会風刺も入って深い作品が多いですね。

タラフィッツジェラルドという女優さんがめちゃめちゃ可愛くてたまんなかったです。ユアンマグレグーとイチャイチャしてたのに嫉妬しました
いやーこれはいい掘り出し物を見つけました。社会派ドラマなんだけど、音楽好きの人や実際に楽器を演奏してる人じゃなくても、観終わったらブラスバンドやりたい!って思っちゃうかもしれません。ふふっ。
ざっくり言うと、炭鉱閉鎖でみんな解雇されたら俺たちブラスバンドも続けていけねえぞ困ったぞ、ってお話なんですけども、このブラスバンドというのは実在する「グライムソープ・コリアリー・バンド」がモデルになっていて、要するに実話を元にした映画なんですね。

劇中の演奏シーンで明らかにきちんと吹いてる人たちは、このバンドのメンバーご本人なんだそうです。
それにしてもユアン・マクレガーの吹き真似はひどかったね。せめて息継ぎのタイミングくらい曲に合わせろよって(笑)フィルのトロンボーンがボロすぎてちょいちょいバラけるのも可笑しかったですよ。生活が苦しいから新しいの買えなくて困ってたね。みんな実力のある奏者なのにそれぞれ何かしら残念ってのがなんとも哀しい。けどちょっと笑える。

この映画の中で悪者として位置づけられているのは炭鉱の経営側なんだけど、エネルギー資源の変遷、時代の流れとして炭鉱閉鎖は世界的に仕方のないことだったわけです。そんな時代に炭鉱夫として働いていた男たちの生き様とか葛藤をね、彼らのブラスバンドや家族や町の人たちとの関わりを通してこの映画でじっくり見せてくれたような気がします。色んなシーンとブラス音楽がよく合っていてほんとに心地よかった。

クライマックスで演奏される「ウィリアム・テル序曲」からの「威風堂々」は良かったですねえ、素晴らしかった。わたしもう涙出そうになったよ。多分これからも大変だろうけど頑張ってよ、絶対にブラスバンド解散しちゃだめだよって思ったりしてね、超のめり込んで観てましたほんとに。
というわけで、多くの人におすすめしたい、たいへん素晴らしい映画です。うちの娘にもすすめよう。中高と吹奏楽部でトロンボーンを吹いてきたから、たぶんすんなり観てもらえるんじゃないかなあー。
しぶく

しぶくの感想・評価

3.3
淡々としてて見やすかった、じわっと感動
ブラバンいいなー
ユアン様かっこよすぎる…
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.8
リトルダンサーやフルモンティなど、英国サッチャー政権下での炭鉱ストライキと閉鎖に苦しむ町が舞台となっている映画は幾つかあるが、これだけ真正面から取り上げてるのは初めてかも。

炭鉱から石油の時代となり、英国が“小さな政府”に移行する流れの中で、町の経済が炭鉱一点頼りで男たちが代々炭鉱掘りを生業にしてきた町に暮らす人々の、貧困に直面する実質的な苦しみと、それ故に表面上炭鉱閉鎖反対でも退職金を得ねばならず陰で政府に屈せねばならない精神的な苦しみ、炭鉱のバンドに所属するメンバーたちの個々の苦悩が描かれている。

ユアンマクレガー、あんまり昔から顔変わらない人だけど、まだ初々しさあるね。タラフィッツジェラルド可愛い!
随分前に観た記憶。最後の演説が良かったのは覚えてるけど内容は覚えてない。
Ryoko

Ryokoの感想・評価

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発掘良作!

音楽は確かにお金にならないし、
家族や仕事や人生に行き詰まったらまず切り捨てられてしまうのかも
でも仲間と一緒に奏でる音楽は社会の中で生きていく希望を与えてくれる
つらいことも楽しいこともみんなで分かち合って1つの音楽に昇華していく
音楽を続けることには言葉にできない価値があるなと思わせてくれました


🎺ポイント
・ユアン・マクレガーがトランペット吹いちゃう(=かっこいい)
・「ダウントン・アビー」を観ている人は、カーソンさんんん!!となる
・ピエロ恐怖症をお持ちの方は視聴に気をつけること(ホラーな内容ではないがビジュアル的にアウト)
・熱血部活ものの定番な筋書きではある
・イギリスの炭鉱産業と閉鎖に関する歴史もちょっと学べる
・普段は粗野な炭鉱労働者が繊細な音楽を奏でるギャップが魅力
・ブラスバンドの演奏は本当に美しい
・最後のスピーチに涙
これもいい映画
ラジオで小木が勧めてて観たなぁ
あんまりメジャーじゃないけど、おススメです!

2016
Hiromu

Hiromuの感想・評価

3.5
家族の話。
一人で観ても家族で観ても、笑えてほっこり、しそしてちょっぴり切なくなる話でした。
デヤッ

デヤッの感想・評価

4.5
劇中のBGMも含めブラスバンドの音楽が凄くいい。息子よりバンドを優先していたダニーの最後の演説もグッときた。
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