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「ブラス!」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

新自由主義のサッチャー政権の元、炭鉱が閉鎖に追い込まれていき、炭鉱夫たちの生活が追い込まれていくのがとてもリアルに描かれていたと思います。
「神は何をしてくれた?」という発言が印象的でした。
エンディング、炭鉱は閉鎖して職を失う人々が威風堂々を奏でる…とてもよかったです!
イギリスの炭鉱ものの映画には外れがない印象。
すっきりハッピーエンドで終わる『リトルダンサー』がいちばん好きだけど、こっちのほうがリアルではある。
ダニーボーイのシーンすき。
ユアンマクレガー、ハンサムだなぁ。
shiori

shioriの感想・評価

3.5
全体的にいい。 お父さん(指揮者)がステキ。 病院の場面とラストがよかったー。楽器はいいなぁ。
chip

chipの感想・評価

3.7
私は、イギリスの炭鉱もの映画にはハズレナシと思っている。
「フルモンティ」
「リトルダンサー」
「パレードへようこそ」
……
この作品が、ハシリでした、私の中で。久しぶりに再鑑賞。
ユアン・マクレガーを知った作品でもあります。

やはりいいわ~
病室の外のダニーボーイ。
これが最後の演奏かと、メンバーが目を潤ませて…
音が染み入りました。

コンクールのあとの
指揮者ダニーのスピーチは、炭鉱の閉鎖を嘆くもので…
途中でサッチャーさんを批判するメンバーの様子があったりで…
時代を感じさせます。

ラスト
ビッグベンを背にして
威風堂々!!
普通のおじさんたちが堂々と演奏する姿に、感動しました。
80年代から90年代にかけての、イギリスの炭鉱を舞台にした映画は、重くて陰鬱。でもそれを跳ね返そうとするパワーが希望の光を生みだします。「威風堂々」はイギリスの誇りなのです。
どこの国にもエネルギーの変換に伴って、この手の物語りは様々ありますよね。
私も子供時代、炭鉱の恩恵を過去に受けた街で過ごしていて、それが衰退していく様を目の前で見ていたので、この作品を見た時、子供時代の時のことも同時に思い出して複雑な気持ちになりました。。。
随所にイギリスらしさが感じられる映画です。
あ、ユアンは安定のイケメンぷりです。
吹奏楽の市民バンドに所属する身として久々に鑑賞。

フィルの扱いがあまりに痛々しかったり(ここまで哀れな主要人物の描写の数々は、映画への気持ちを萎えさせる)、展開が都合良すぎ&見え見えだったり、、
物語としては完成度の低さを感じてしまった。

でも、時代や政治によって翻弄されていく人々が、苦しい中でも、音楽を、バンドを、誇りにして生きているその生き様に、勇気と元気をもらった。

吹奏楽経験者なら、楽団員が楽器をケースに入れず裸で持ち運んで移動しているのが最大のツッコミポイント。コケたらどうするんだ(笑)
Rick

Rickの感想・評価

4.2
どうしようもなくエネルギー転換の波はやってきて、お上が定めることには抗えない。それでも、音楽によって心を一つにすることはできるし、自尊心さえも守ることができる。
「ダニーボーイ」はほんまにええ曲や
音楽ものではあるけどストーリー自体はエンタメではなく、当時の厳しい時代背景によって楽団が解散へただただ向かっていく(なんかしでかそうぜ!‥も無し)のだけど、そのおかげで最後らへんの言葉一つ一つに重みが出てたなぁ‥。中高大で通して吹いたことある曲が「威風堂々」だったので、思い入れのある曲が流れて嬉しかった。
音楽映画ではあるけれど社会派の作品でもありますね。

多数決での投票なんかも炭鉱で働く人達の先行きの見えない不安、生活の苦しさが伝わってきます。

病院の前で静かに演奏するダニー・ボーイとても良かった… 楽器を賭けで失い口笛で演奏するユアン・マクレガーにもクスっとしました。

コンクールに優勝はしたものの、この先厳しい現実が待っていると思います。
それでもバスの上での威風堂々の演奏…感動的でした。
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