ポール・ヴァーホーヴェン トリックの作品情報・感想・評価

「ポール・ヴァーホーヴェン トリック」に投稿された感想・評価

ハイテ・ヤンセンの美貌とビッチさに脳髄がやられる。

というわけで4分間のイントロダクションから一般公募のシナリオを繋ぎまくって破綻して、「前人未踏の挑戦だ!」とばかりに息巻いてみたが、結果、どうにもならず付け焼き刃とヤケクソになって作り上げた腐ってもヴァーホーヴェン映画。

ストーリーに中身があるのかないのかはさっぱりわからないし、一本の映画として作るべき価値とか、問うべきテーマとか関係なく、単に「エモい」と感じたヴァーホーヴェンの衝動、よりもむしろ、災い転じて福と為す(厳密は福にはなってない)職人っぷりに脱帽する。

ヴァーホーヴェン監督の映画にはしばしば「過激さ」を論じられるが、実はそんな過激さ以上に手堅く高度な演出力にこそ、非凡な過激さがあるのだとわからせてくれる。
つまり表層的に過激なのではなく、本質的に構造に裏打ちされた過激さが、突出している、ということなのだと思う。
だかるこそ、本作のような作品でも、ある種の抜群の構成、のみで物語を成立させ、その物語にある種のヒネリやドライブ感を高めるために表現の過激さが用いられてる為、つまりはそれらも「演出のうち」として周到に作られていることがよりわかるようになっている。
琉太

琉太の感想・評価

2.9
変わった作風
いきなりメイキングが始まりヴァーホーヴェン監督本人登場
しかしながらこのパートが退屈
オマケ特典で良かったと思う
肝心の本編は彼らしくもあるけどもう少しパンチが欲しかった
でもだらだらせずにコンパクトで良かった
・エロくてよかったが
・女優さんはみんな綺麗だし
・女って怖い
obwnsgz

obwnsgzの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本を公募して映画が作られてく実験的な作品。
役者はみんな演劇学校の生徒らしい。
面白かった。
この監督が描く人物が基本的にあまり好きじゃないんだな、とELLEを観たときのモヤモヤが解決した。
aiueo

aiueoの感想・評価

-
自分が、この女優はおっぱいを出さないみたいな先入観とともに映画を見ていることを知った。
映画の冒頭4分だけを公開してその後の脚本を一般公募し、送られてきた1000以上もの脚本から監督自ら選出したものを繋ぎあわせて製作。
その過程を追うドキュメンタリーを併せた2部構成となっている。
50歳を迎えたプレイボーイの資産家ムレコは、愛する家族や美しい愛人に囲まれて満ち足りた毎日を送っていた。
ところが海外にいるはずの元愛人ナジャの突然の出現により、完璧だった彼の人生は崩壊していく。


前半40分は監督のドキュメンタリー。
後半50編は本編。

女好きのムレコは娘の友人とも愛人関係にあり、女なら誰でも構わないところがすごい。ましてやその友人は娘の兄ともキスし関係を持とうとしていたのだから、この友人も相当ビッチだ。
女は演技も嘘も上手な生き物だから目的のためならどんな嘘だって付けるのです。
だが目的のためならどんな相手でもタッグを組み、結託します。
女は自分が満足できる結果になるまでどんな手でも使うし使ってみせる生き物なのです。そんな映画でした。
うーむ、失敗かな?笑
面白いんですけど炸裂って感じじゃないので。すぐおっぱい見せてくれるんでそこは最高なんですけどね。
素人の脚本を繋いでまとめて作るより、俺の作った作品を見ろ!って変態バーホーベン節を炸裂させてくれる方がそりゃ面白いと思いますよ。
それを確認するための映画だったと考えれば良かったのか。エルは炸裂してると噂では聞いてるので。もう借りれるのか。見なきゃな。
K

Kの感想・評価

4.0
"映画冒頭の4分を公開し、その続きの脚本を一般応募して、4分ずつ組み合わせて1本の作品にした"

という映画。
監督自身も撮影中に次のシーンの展開が不明なままつくったという作品らしいけれど、とっても面白い。女は強し。
中庭

中庭の感想・評価

3.3
後先の不明瞭な中で役作りを続けた俳優たちのふるまいのシークエンスごとの些細なズレが、登場する変人たちの「分からなさ」を補強するために上手く用いられている。と納得しておく。
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