シーザーの葛藤や苦しみに胸がいっぱいになってボロボロ泣いてしまった…これはずるい…
猿たち、表情や姿勢で全てを語るから映画としてすごくおもしろく仕上がってます
余計なモノ(つまりは言葉)が削ぎ落とさ…
パンデミックの始まりを想起させる終わり方をした前作の10年後を描いた作品。多くの人たちが命を落として町は町としての機能を失う中で、シーザーを中心にコミュニティを形成して生活を営んでいた猿たちは言葉を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
予告編やCMを見ると、G・オールドマンがすっげーワルモノで、不当に好戦的にサル達と対決する構成をイメージするが、フタを空ければそんなチープなお話ではなく、いい意味でミス・リードされた。
実は人間側に…
シーザーの葛藤を帯びた瞳が素晴らしい。
僕も前作と続けて観て、どこかで人間より猿の方が高貴な精神をお持ちだと思ってたんですけど、ここまで進化すると人間と変わらないですね。
ただ、足りないものと言え…
人間不信の猿=コバ、猿不信の人間たちは、いわばコインの裏表であり、同根なである。つまり、相手を属性、種族(人間か猿か)でしか見ていない。
シーザーは違う。傷を治してくれた人間を信頼するのだ。その人…
© 2014 Twentieth Century Fox