このレビューはネタバレを含みます
起、浪人生の主人公は迫り来る受験に向けてゼミに通い勉強する生活。
承①、街で偶然出会った隣のアパートに住む女性の部屋を覗く毎日。
承②、電車で高校の同級生と遭遇。3年になり就職を控える同級生と自分。…
いまここで、と無謀な妄想をよくする。いま線路に突き落とされたら、と考えて右足と左足を直角にして立ってみる日々である。自分は浪人しなくてよかった、などと安全圏で知らん顔してるようじゃ石井監督が怒ってし…
>>続きを読む石井聰亙の初期監督2作として『高校大パニック』と共にDVDでまとまっていた作品
42分の中編自主映画で早稲田合格を目指す浪人生の生活が描かれている
当時の時代感も知らないし浪人生活も一人暮らしもした…
受験に望む浪人生が生活に狂う。
常に最悪がチラつくヒリヒリした生活が荒々しく描かれる。
覗き見の対象の家が暗闇の中に浮かんでいる画の輝かしさ。
主人公の視点であるこの画のあとに、映画を観る主人公のバ…
東京のアパートで早稲田大学を目指す浪人生の焦燥と鬱屈が、
受験前日に爆発する。
石井監督アマチュア時代の8ミリ作品で、
受験や勉強など、
アマチュア時代からどうにもならない社会に対する怨念のよう…
このレビューはネタバレを含みます
鬱屈とした思いの描写に説得力があって良かった。鬱屈とした核が、ラスト1分半で拡散されたんだな。これも並の人には作品としてまとめることが出来ないものと思うし、やはり初期からこういうものを撮れてきた石井…
>>続きを読む孤独な浪人生の鬱屈とした日常。
ピンピンに張った糸が限界に達して切れるまでの過程が吐き気を誘うほどの生々しさ。
散々耐えてきたのに些細なきっかけで糸が切れて崩れていくってのがなんともやるせない。
…