マルキ・ド・サドの小説の映画化…というわけではなく「悪徳の栄え」の舞台を上映している劇団の話。
冒頭の、裸の女を侍らせて汚らしく飯を食うシーンのインパクトは絶大で、これぞサドの小説世界、といった感じ…
登場人物達が演じる劇と実生活がシンクロしてストーリーが進んでいく。
マルキ・ド・サドの原作を知らないので話にあーだこーだ言えないけど、映像が非常に不道徳でナイス。自分の好きなものを概ねカバーして…
敬愛する実相寺監督
劇中と劇中劇の境目が一体となった構成は、実相寺さんのアングルや奇怪な演出との相乗効果で、訳わかんなくなる(褒め言葉)
伝説のシリーズ『不思議館』もそうだが、生と性を描きつつ、…
80点
ここまで性、交尾(欲望)をテーマにしておきながら、非現実的なリアリティのない交尾を見せつけられているのが残念。
もうひとつの繋がる欲望「食欲」についてはちゃんと「食ってる」のにね。
だが…