何年か前に買った「踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代」を昨年読んでいて、とても悲しい思いをした。この本の著者/小倉孝保も彼女に会いインタヴューを重ねながらも、彼女の本当のことを知り得なかっ…
>>続きを読む基本的には弛緩した長回しが多く、ロマンポルノの傑作の評判にはピンとこない部分もあったが、随所に神代特有の強烈なイメージは見られた。とりわけ、ラブホテルの回転ベッドと滑らかなカメラの動きが絡み合い、…
>>続きを読む25-41-14
シネマヴェーラ渋谷
「脚本家で観るロマンポルノ」
くそ傑作。江州音頭の小気味良さ、伊佐山ひろ子が憤懣ぶちまけながら和傘すぼめてつかつか歩く、それだけでグルーヴが発生、映画が動く。凄…
日本映画監督協会プレゼンツ時代と切り結ぶ映画作家たち@ラピュタ阿佐ヶ谷
関西ストリップの女王一条さゆりの引退興行の話を本人主演で映画化。
公開当時、一条が猥褻物陳列罪で最高裁まで争っていた経緯もあ…
川沿いの護岸壁と、その下の段違いになった歩道を男女が歩いている。歩みを進めると、高低差が生まれていくところをショットが追いかけるシーン。『黒薔薇昇天』でも確かこの構図があり、これを観ると神代辰巳の映…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
一条さゆりに謎に絡みまくる
跳ねっ返り伊佐山ひろ子がほぼメインの話。
ストーリー的には伊佐山が主人公で、
存在感的には一条が主人公な印象。
伊佐山の不貞腐れっぷり+情緒不安定。
最初、芹明香かと思…
赤く腫れあがった乳房にレモンを貼る行為。伊佐山ひろ子が汚い川に飛び込むシーンのストップモーションが良い。たいして速くもなくスリルもなさそうな子供向けジェットコースターに乗りながら日傘差しての性行為は…
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