ジャンヌ・ダルク裁判に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ジャンヌ・ダルク裁判』に投稿された感想・評価

異端者の対象になってしまったジャンヌダルクこの時19歳
神の声が聞こえるってやばい系
最後の彼女の決断に潔さをみた

1431年の実話
詳しい説明は省かれているので映画だけではわからない事が多い

淡々と裁判の流れを追ってるだけの映像なのにジャンヌダルク役の俳優さんの目線だけの演技の魅力に目が離せず

「神様」ありきのトンデモ裁判を大真面目にしてるところは滑稽だし、いいように政治利用されててし…

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3.5
カール・テオ・ドライヤーの裁かるるジャンヌと比べると更に面白い

やっぱりキリスト教の話をすることは、人間の活動を描写するのに効果的だと思う。結論が出ているような裁判もどきだから、映像としても単調で飽きそうだと思ってたけど、速さと観察の細かさでなんか見れた。視線と…

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4.0
濱口竜介『ハッピーアワー』の裁判のシーンは、完全にこの作品へのオマージュだと思った。
終始俯いているジャンヌが裁判官の方を見る瞬間瞬間の目が神がかり的に美しい。
M
3.8
ロベール•ブレッソン監督

初めのシーンと終わりのシーンがめちゃくちゃイイ。足元で語り始め、足元で終末に向かう。

エンタメ性を退け、まるで本物の裁判記録のように淡々と綴ったジャンヌ裁判の記録。ロベール·ブレッソン監督作。信仰告白は無宗教者にとっては狂気と変わらない。そして私見では、キリスト教の教義という枠にあく…

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すでにジャンヌ・ダルクの映画があるのになぜ監督も撮ることにしたのかという問いにブレッソンは「彼女をリアルで親密なものにしたかった」と答えている。なるほど本作はフランス救国の戦闘シーンは一切なく、英国…

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監督いわくジャンヌへの敬意から厳密な映画にしようと慎重に彼女の現実化を図ったらしい、確かに全然感情的じゃないしそのおかげかむしろ神々しさがあった
良く言えば禁欲的、悪く言えば面白味がない?それならド…

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4.0
死が確定している孤独の中なんとか抜け出そうともがくジャンヌが淡々と映し出される。
カメラの映すものが的確。

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