このレビューはネタバレを含みます
これがペキンパー?と言いたくなるようなコミカルさとほのぼの感
“復讐”という言葉を忘れてしまいそうになった
ホーグはもちろん、娼婦にもインチキ牧師にも純な部分があって、人間って面白いものだと愉快な気…
なにこれ。切ないのに心温まる(泣)。
たくましくしぶとく生きてるのに決して傲らず、根が純粋なホーグ。あっさりと人を許し、あっさりと自分の死を受け入れる。
激しい暴力描写は無く、のんびりとした描写が逆…
"血の美学"と言われるほどバイオレンス色の強いペキンパー監督としては、かなり異色のユーモアと哀感がこもったラブストーリーに仕上がってる。
血みどろの『ワイルドバンチ』の後にこれ撮ってるから「情緒不安…
BS放送を録画鑑賞
以前TVで中途半端に観た記憶があるが、ステラ・スティーヴンス追悼ということで改めて鑑賞。
いつもホコリにまみれ汗臭い男たちを描いていたサム・ペキンパー。そのペキンパーが撮った…
めちゃめちゃ良い映画だった。やっぱり王道ではありつつも超暴力的なワイルドバンチのイメージが強かったから、こんなにストレートに良い映画とはつゆほども思わず。
お話の縦軸には復讐があるのに、コメディ的に…
古き良き西部で、時代に取り残されていく人間のおかしさと哀れさの中に、西部男の執念に満ちた復讐を折り込んで描く。
灼熱の砂漠の真ん中で探鉱試掘稼業のケーブル・ホーグは仲間のタガートとボーエンにライ…