砂漠の流れ者の作品情報・感想・評価

「砂漠の流れ者」に投稿された感想・評価

いの

いのの感想・評価

3.7


これもまたおっぱい。どうしてこうもおっぱいが続くのか。監督ったらもうw!このおっぱいには、アオヤマ君じゃなくたって、誰だって惚れてしまうぜ。しかもステラ・スティーヴンスは、おっぱいだけじゃなくて、全身も声も顔も、つまり全部がキューート。


この西部劇は、とても叙情的。コメディありメロドラマあり、歴史の変遷あり、そしてミュージカルまでありぃの、まさに大河的。原題通り、これはバラッドなんだと、しみじみ思う。ひとりで、しみじみ頷いてしまう。


砂漠を開拓する。自分が見つけ開拓した土地を、自分のものとする。そのためには、登記やら何やら、様々な手続きが必要になる。そして、やがて馬から自動車の時代へ。この前新聞で読んだ勝海舟の話、文明の持つ野蛮さについても考える。


主人公を演じたジェイソン・ロバーズが、大きくもなく小さくもない、等身大の人間を演じきる。等身大の人間であることの誇りや尊厳。



*先月観て、レビューも書いてたけど、投稿するタイミングをなんとなく逸してしまって、そしたらどうしていいかわかんなくなっちゃった。たいしたレビューでもあるまいし。でも、もともと自分の記録用にと始めたので、律儀にやらせていただきます。すみません。
これは文句なしの傑作。
銀行家、牧師、娼婦。
時代になびかない男。
「ケーブルホーグのバラード」
いや、泣けますなぁ
こんな優しい西部劇って。本当こころが洗われます。しかも、ペキンパーがこれを作っただなんて、素晴らしいです

砂漠の真ん中の給水所では人の産み出したものは全てまやかしの様に清らかで。それは人間の綺麗な部分も汚い部分も含めて。ケーブルホーグの人間臭さは正しさの塊の様で、人里離れた所に住む酸いも甘いも分からない無垢の神様の様な人でしたね
ジェイソンロバーズがこの役にピッタリ過ぎて素敵でした。ロバーズもステラスティーヴンスも良男美女過ぎず、飾らなさがまたいいです

この世はLove & No Mercyですね
人として優し過ぎず、正直で愛があれば良いと思いました
こんなにもご都合主義で都合良くいかない結末があるのか。
西部劇の終焉に至るまでの時間の流れを最小限で可視化させてくれる。
映画史上最もエロい女の胸。
よすぎた……。前半の不条理劇からのスクリューボールコメディ、後半のほっこり牧場物語メロドラマに少しの西部劇を添えて

全能的な主人公が見定めるラストはこちらは全く予想ができず、どこから服装が変わったかと、いつから砂を掘る音が聞こえていたかを二回巻き戻して見る羽目になってしまった。全然真摯に見てないことを身に染みて理解しました……。ベストウインク
KSat

KSatの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清の「ニンゲン合格」の下敷きにもなった、サム・ペキンパーの怪作。

以下、ネタバレを含むが、両作を比較すると、以下のような共通したプロットが見られる。

・最後まで明確にされない主人公の過去
・主人公がとある「目的」のために執念で身を削る。その過程で様々な人と出会う(または再会する)
・その結果、ひとつの「場所」が生まれ、そこで主人公は客を相手にした商いを行い、独りで定住する
・するとその「場所」に、主人公が関わったあらゆる人々がやって来て、一時的に暮らし、出ていく
・主人公には憎い相手がいたが、復讐を完遂することなくそれを放棄してしまう
・そして、主人公が唐突な事故に巻き込まれる。必ずしも絶望的ではない安らかな表情を見せ、死ぬ
・今まで関わった全ての人が彼の死を見送り、あとには彼が築いた「場所」だけが不完全なかたちで遺される

主人公はあくまで自分の目的のために生き、その過程で様々な人と出会うが、あくまでも「いつまでも暮らす」といった仲になったり、大きな影響を与えたりはしない。そして唐突に跡形もなく死んでしまう。
結果的に彼の存在は奇妙に印象的なかたちで周囲の人々に記憶される。

砂ぼこりにまみれた中、少々のバイオレンスを挟みながらも、ケーブル・ホーグは、人間の存在理由について我々に投げかける。
黒羊

黒羊の感想・評価

3.8
「砂漠の流れ者」

やっぱりサムペキンパーの映画はなんかええね。
こう、ひしひしと伝わってくる泥臭さ、汗臭さ、人間臭さ…セットや空気感、ウザさを感じられる役者の演技、演出。

この70年代の時代の映画、ペキンパー監督の味ですよね…うーん臭い。だがそれがいい。

ペキンパーの名作「戦争のはらわた」の、90年代の小室哲哉に見える、良い司令官だった「キーゼル大尉」役の人がゲス神父を演じてるのも興味深い!

戦争のはらわたでお馴染み「ペキンパースローモーション」が、今回は「ペキンパー早送り」というね。シリアスではスローで魅せてたけど、今回のギャグシーンは早送りとか!昭和の笑わせ方やないかいwww

移動手段が馬車から車、バイクへと時代が変わる時。まさに西部劇文化の終焉のシーンはグッときますね。主人公ケーブルの生き方にも憧れますわ…

ペキンパー西部劇映画へのさよなら…
まぁわらの犬やゲッタウェイの後にビリーザキッドの映画撮ってますけどね笑

ペキンパー西部劇はまた観たくなる!
ubik

ubikの感想・評価

-
人生ベスト。

2回こんなのあり?っていう時間省略がある。素晴らしい。寝室にいざなう女の誘惑が素晴らしい。
映画の独り言問題を鮮やかに解決する神さまへの愚痴、笑。これもいい。神への言葉はじまりの神への祈り終わり。最初はひとりでするが、最後はみんなに見守られてする。
おっぱいクロースアップギャグがしつこすぎて笑う。あと、たぶんペキンパーは乳輪をみてキャスティングしてる。
desperadoi

desperadoiの感想・評価

3.5
生々しく暴力的なアクションを得意とする監督というイメージの強いペキンパーが、こんなコミカルな演出で温かみのあるドラマを描くのかと驚く。聖人でも極悪人でもない人間的な魅力に溢れたキャラクターたちが愛おしい。
django

djangoの感想・評価

4.5
お友達に砂漠で水を盗られて死にそうになったから必ず殺すからね♪
な西部劇。
ストレートに復讐せずに偶然見つけた水脈を元に土地を買って飲食店経営に精を出し、復讐相手が訪れるまでのんびり待つという異色の西部劇。
途中知り合った売春婦や牧師との交流や飲食店経営に時間のほとんどを割いている。
血生臭さは全くと言っていいほどない。
撃ち合いが無くても西部劇を成立させた意欲作。
最後は車やバイクが出てきてびっくり。
西部劇の葬式みたいな映画だった。
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