雪夫人絵図の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『雪夫人絵図』に投稿された感想・評価

何と恐ろしい作品なこと。
肉体はどこまでも艶かしく、汚らわしく、末恐ろしい。
比して自然描写の美しさなこと。
Yuhi
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朝霧が湖の方に向って流れ、立ち込めるロングショットからそのまま久我美子まで長回しで寄るところからしてラストシークエンスの出来がほとんど完璧と言える。『雨月物語』の例のショットに発展されたであろう、あ…

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原作・舟橋聖一、主演・木暮実千代。
箱根の美しい高原を舞台に、身を持ち崩した元華族のお姫(ひい)様と御前様、昔馴染みの上原謙や夫の愛人に、同郷の女中である久我美子などの、様々なかたちの愛が複雑に絡み…

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どこへ行こうか。と、どこへでもついて周る、私の影に問う。どうしたい、あなたはどうしたい。わかっているの、あなたのいじらしさ。だから、そうして、私はあなたで、あなたは私。ええ弱虫よ、ええいくじなしよ。…

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3.7

古い映画を観る時に、そのまま現代の倫理観やルールとの違いをある程度差し引いて(考慮)おくことも大切だなとはいつも思っている。それらを差し引いても、まだ表現方法だとか映画史的な価値だとかがどれだけ残っ…

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たく
3.6

旧華族の女性が、愛のない結婚をした夫の支配から逃れられずに葛藤する姿を描く、溝口健二監督の1950年作品。木暮実千代が一人の人間として自立できない当時の女性の弱い立場を過剰なまでに演じ切ってて、本作…

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4.9

きくながさんと初めて会うショットでカメラが上下に動いて「おー」ってなった。
というか、建物内でのカメラの動きがすごい。
いや、全カメラの動きがすごい。なんですごいと思うのかはわからないけど。
とりあ…

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CQ
3.5

木暮実千代がラスト深い霧の中を歩いてるシーン、ホテルのテラスにたどり着いて座り、ボーイをカメラが追いかけ戻ってくると木暮実千代が消えてるのだけど戻った瞬間霧の量が減ってるように見える。気のせいかもし…

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84
4.5

いやー、本当に救いようがない話。素晴らしい。
直之は本当ぶち殺されて欲しい映画のキャラクターTOP3に入る糞野郎だと思ったけど、途中から雪の方がムカムカしてくる。
旦那が子供に虐待してるのを見過ごす…

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一縷の望みすらない凄惨な物語。それでも、映像はこの世のものとは思えないほどに美しい。そして上原謙はつくづく男前だけど、今回は全部お前が悪いからな、と思った。

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