映像美とか、たしかに綺麗な自然だなぁとかわかるけど、それを超えるくらいの胸糞映画!あのジジイ!女もメソメソメソメソ…もうわかったよ!ここまで来ると控えめな女性というよりもかえって図々しいな!だけど女…
>>続きを読む人物描写や設定もよく作り込まれているし、旅館内のカメラの横移動も気持ちがいい。ただ、もう愛だの恋だのをみんながごちゃごちゃやってて、他人の恋話を聞かされている感じがして、終盤はどうでもいいよ、とちょ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
旧華族信濃家の一人娘の雪(木暮実千代)は婿養子の直之と結婚しているが、直之は京都の愛人綾子を抱え、放蕩三昧の生活を送っていた。家に出入りする琴の師匠の息子・菊中方哉(上原謙)に想いを寄せる雪だったが…
>>続きを読む最後の朝霧の芦ノ湖のシーンや広い日本邸宅の中で、簾なども活かしたショットなど秀逸な絵はあるものの、度を過ぎたモラハラ夫と没落華族のメンヘラ妻のあれやこれやが最後までダラダラと続く物語が酷すぎて見てら…
>>続きを読む下世話なお話をギリシャ悲劇のごとく重厚に描く溝口健二作品。とにかく、木暮実千代がエロい、というか淫蕩。11年後の内田叶夢『宮本武蔵』第一作でも、木村功の傷口をなめる仕草のエロさが極まりなかった。本作…
>>続きを読む熱海の山々と空の、
朝か夜かの判断がつきにくい部分が、全体を通して流れる妙な湿度の高くお香が薫ってきそうな雰囲気を一層際立たせている。
でもなにより、結末の思った通りさ!
裏切らない…
みんな、…
舟橋聖一の小説の映画化。
なんとも生々しい話。心と肉体は別だろうか?
上原謙演じる菊中方哉が説く「理性を持て」というのが、よく理解できる。
ただ、上原謙も木暮実千代を奪い去ることはできないし、木暮実…
【あらすじ】
旧華族の信濃家に女中として久我美子がやってきます
素晴らしいお屋敷に憧れの美しい雪夫人(木暮実千代)の存在もあり、これからの新生活にワクワクしたのも一瞬、その内実はとんでもなくドロドロ…