熱海や芦ノ湖畔の稜線が美しく切り取られる一方で、夜とはいえ東京がどんより描かれ過ぎていて笑える。ロングの構図やカメラワークの上品さにも驚嘆するが、琴の演奏が終わると秋の虫の声が響く、不意に花がポトリ…
>>続きを読む1950年、日本、ドラマ、モノクロ。
旧華族の跡取り娘・雪(木暮実千代)には婿入り養子・直之(柳永二郎)と結婚したが、放蕩無頼で財産を蕩尽し京都に愛人を作るDV男。毛嫌いしながらも離婚も自立も出来…
映像美とか、たしかに綺麗な自然だなぁとかわかるけど、それを超えるくらいの胸糞映画!あのジジイ!女もメソメソメソメソ…もうわかったよ!ここまで来ると控えめな女性というよりもかえって図々しいな!だけど女…
>>続きを読む人物描写や設定もよく作り込まれているし、旅館内のカメラの横移動も気持ちがいい。ただ、もう愛だの恋だのをみんながごちゃごちゃやってて、他人の恋話を聞かされている感じがして、終盤はどうでもいいよ、とちょ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
旧華族信濃家の一人娘の雪(木暮実千代)は婿養子の直之と結婚しているが、直之は京都の愛人綾子を抱え、放蕩三昧の生活を送っていた。家に出入りする琴の師匠の息子・菊中方哉(上原謙)に想いを寄せる雪だったが…
>>続きを読む最後の朝霧の芦ノ湖のシーンや広い日本邸宅の中で、簾なども活かしたショットなど秀逸な絵はあるものの、度を過ぎたモラハラ夫と没落華族のメンヘラ妻のあれやこれやが最後までダラダラと続く物語が酷すぎて見てら…
>>続きを読む下世話なお話をギリシャ悲劇のごとく重厚に描く溝口健二作品。とにかく、木暮実千代がエロい、というか淫蕩。11年後の内田叶夢『宮本武蔵』第一作でも、木村功の傷口をなめる仕草のエロさが極まりなかった。本作…
>>続きを読む熱海の山々と空の、
朝か夜かの判断がつきにくい部分が、全体を通して流れる妙な湿度の高くお香が薫ってきそうな雰囲気を一層際立たせている。
でもなにより、結末の思った通りさ!
裏切らない…
みんな、…