【第49回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『初恋のきた道』などの巨匠チャン・イーモウ監督作品。主演はおなじみコン・リー。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、最高賞と女優賞を受賞した。
チャン・イー…
不当なトラブルに対して決して自分を曲げることなく立ち向かった女性の話なので、スリー・ビルボードと共通したテーマを持っている。火種が徐々に燃え上がるように、人を街を巻き込んで巨大化していくやり取りは社…
>>続きを読む第49回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
チャン・イーモウ監督作。
夫に暴力をふるった村長に怒った秋菊(コン・リー)は、反省しない村長の態度を許せず役所に訴える。一向に解決しない中、ささいな事件がや…
一般人の夫婦がいて、村長に夫を怪我させられた妻(コン・リー)が勝訴するまで奔走する根性ドラマ。
自分の出産を控えながらも、夫のため、というか執念で駆けずり回るコン・リーの姿が印象的なチャン・イーモ…
この時期の張芸謀監督、年一ペースで映画出しててすごい
大河ドラマ的大作になった「活着」の習作っぽい感じもある現代劇(この人のは初めて見た)で、真摯ながらエモーショナルさを抑えたコメディタッチが特徴か…
巩俐は撮影1ヶ月前から農村にホームステイして役作りしてたらしく、ロケ地では彼女をただの農民の妊婦だと勘違いする人も居たんだとか。
しかしながら司法の腐敗を描いたなんて誰が言ったんだろう、ってくらい…
1990年代前半のお話だと思うんだけど、山間部と街、そして都市部の風景の違いが面白い。良し悪しは別として、人々のコミュニケーションの取り方や人間関係のあり方、というかその造りそのモノ、も見ていてとて…
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