このレビューはネタバレを含みます
閉鎖的な港町を舞台に差別や偏見と言うテーマを描いた作品。
このテーマをこの舞台で描いた作品なら他にもたくさんあるけれど、この作品は観客をも偏見する側に導くような構造になっているような気がしました。…
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雨のなか入村し雨のなか出て行く。村から離れるペドゥナの横には、彼女が入村して初めて会った村民=キムセロンが乗っている。っていう冒頭と最後の対比。
細部に凝るよりストーリーテリングをどストレートに描い…
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孤独なエリート女性警官と心と身体に深い傷を負った少女の魂の邂逅。
みたいに説明されてたけど、全然ピンとこない。
ペ・ドゥナが演じるヨンナムはただの傷ついた善人で、キム・セロン演じた少女ドヒは、間違…
閉鎖的な村社会、生き難い女性と少女、DV、プラスワン要素。
テーマの組み合わせにしては控えめな暴力描写、柔らかい雰囲気で、最近の韓国映画にない新鮮さ。
観終わってすぐは微妙な痒いとこ突いてきたなーと…
いやぁこれ良かった‼︎もうずっと楽しみにしてたんだけど日本ではあまり前評価は良くなかったけど韓国ではヒット‼︎したらしくある視点部門作品。
予想を良い意味で裏切る作品だった、勿論可哀想や不条理だと…
まず主役のペ・ドゥナが美しい。そして子供とも違う大人とも言えない少女が服を脱ぎ細い線で柔らかそうな体を露わにするシーンがあるのだけれど、それが艶かしくて切なくて愛おしくてきっと自分が男だったら勃起し…
>>続きを読む集団社会の根底にある秩序と調和は、言い換えればただの同調意識の植え付けでしかない。
道徳的ではないとしても、世の中のサイクルに「不条理」は当然のように組み込まれ、正しさよりも潤滑さの方が遥かに優先さ…
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