理屈では捉えきれないタイプの作品。でも嫌いじゃない。
おそらくアルゼンチン南部と思われる独特の風景がクリーミーな色彩と角の丸いスタンダードサイズによって幻想的に立ち現れる。色味がカウリスマキっぽいと…
制作・主演・音楽、オレ!なヴィゴ・モーテンセンの多才さと何リンガルなんだろうか?な言語の行き来。
変形スタンダードサイズの画面からして攻めてる。そんな覗き見しているような寓話的世界から洞窟の中のおば…
すこしふしぎどころじゃない。冒頭の"JAUJA/ハウハ(豊穣と幸福の地)"の説明と、その楽園に辿り着いた者はいないって云うほぼネタバレみたいなテロップから始まる。親父と娘では目的とするそこん所が異な…
>>続きを読むヴィゴ・モーテンセンは一体何ヶ国語バイリンガルなんだろ。今作はデンマーク語、スペイン語、「涙するまで、生きる」はフランス語、アラビア語、「イースタン・プロミス」ロシア語で、英語作品も多いし、スウェー…
>>続きを読む撮影監督は優秀でショットは正確だが、人工的な操作が自然美を消し去ってしまう。
自然ばかり映している割には自然の面白さは皆無。
スローシネマの流れだが、ただ撮るだけでは映画としての面白さには達しないこ…