このレビューはネタバレを含みます
最近やたら日活ロマンポルノという言葉を目にしていた。
未亡人の母と娘は同じ男と関係を持つ。
男は母と関係を持ったあとすぐに娘を襲う。
それを見ている母は自慰にふける。
このとき、右手で恥部をまさ…
めちゃ面白い!蟹江敬三の初登場シーンの何かやらかしそうな佇まい、目が特に格好いい。谷ナオミに刺青を施すシーンは凄まじい気迫だ。
谷ナオミに彫られた刺青、胸の部分の蛇の頭と口から伸びている舌が猛烈に…
1人の未亡人が"女"になるとき、そこは欲望の渦と化す…
貞淑な生活を守って生きていた彼女が、ある男と他人ならざる関係になってしまったがために呼び覚ます女の性。そこに拍車をかけるかの如く現れる男。そ…
最初は「晩春」の母娘版みたいな話かと思ってたら全然違った。
娘の情事を目撃してしまってから、歌舞伎と強姦の記憶が現実と入り乱れ、刺青を纏った狂気的官能へ転化していく終盤が凄まじい。
この目撃シーンで…
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小沼監督の痛みの谷
1976年、脚本松岡清治。撮影森勝。監督小沼勝。
自宅で開催中の「日活ロマンポルノ映画祭」
略して
「結婚したらなかなか見れないんで、今見ておこう映画祭」(結婚予定だ…
京都で人形創作に勤しんでいる未亡人(谷ナオミ)が、過去に自分を犯した歌舞伎役者の長男(中丸信)と遭遇してしまう。劣情に翻弄される女の生き様を描いている、日活ロマンポルノ。花柳幼舟(舞踊)と凡天太郎(…
>>続きを読むシネマヴェーラにて鑑賞。
神代でいうところの「四畳半襖〜」に匹敵する小沼の代表作だろうかという印象だし、鑑賞後の傑作感素晴らしい。
本作の熟れきった谷ナオミ、尋常じゃない色気、エロス。男なら助平に…