ようこそ、アムステルダム国立美術館への作品情報・感想・評価

ようこそ、アムステルダム国立美術館へ2008年製作の映画)

HET NIEUWE RIJKSMUSEUM

製作国:

上映時間:117分

3.4

「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」に投稿された感想・評価

KRSK

KRSKの感想・評価

3.2
好き勝手言っててぜんぜん進まない。出るのは愚痴だけ、みたいな話。どんよりしつつも、アジア美術部門担当の彼がほほえましかったり、ひたすら黙々と作業している修復士などには、素直に頭が下がる思いです。

のらりくらりでなんとか再オープン。なんだけどここまで観てきたら『え、できたの⁈』という衝撃のほうが強い。
それにしても美術館とはほんとうにタイヘンな建物なのだなあ、と改めて思わずにはいられない。もちろん作品あっての美術館なんだけれど、よりよい展示方法、芸術品と空間との一体感など、このへんは美術館ならではだ。

関係者のみなさまおつかれさまでした。
rinorino

rinorinoの感想・評価

3.4
建物が解体されていく様子が美しかったです。対立する改築案、疲弊していく職員、迷走する新美術館像……。美術館を作るのはこんなに大変なんだとその裏側を知って、美術館のリアルを少し感じられた気がしました。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
2012/4/22鑑賞(鑑賞メーターより転載)
「夜警」「牛乳を注ぐ女」などの名画を所蔵するアムステルダム国立美術館の改装工事を巡り、美術館側・建築家・地元住民など皆が言いたい放題自分たちの意見を主張した結果本来ならもう8年前に終わっているはずの工事が遅々として進まず、というひたすらギクシャクした様子を芝居がかった当事者の熱演(いや、演技ではなく素なのだが)で綴った不思議なドキュメンタリー。やや盛り上がり不足ではあるが、オランダ行ったら訪問したくなるほどの興味は沸いた。まあ、映画製作4年後の今もまだ未完成なので行ってもダメかもしれないが...
イギリスのナショナルギャラリーは品行方正で優等生的なそれはそれは立派なドキュメンタリーを撮ってもらえたというのにアムステルダム美術館のドキュメンタリーときたらほとんどブラックコメディの様相を呈していてあまりにも気の毒だと頭の片隅で思いつつ爆笑しながら観た。当事者の皆様はほんとうに疲れたと思うけど、観てる方はなんか元気でる。
☆☆☆★

2010年9月29日 ユーロスペース/シアター1
noriko

norikoの感想・評価

3.6
アムステルダム国立美術館の改築工事に密着したドキュメンタリー前編です。
2004年に改装が決定するも、様々な立場の人が意見を言い、計画は二転三転。
一難去ったら二難やってきて、また一難去ったら三難やってくるようなてんやわんやさ。
下手な映画を見るより、はるかに奥深い人間ドラマを見ることが出来ます。

館長:アムステルダム国立美術館の地位を高める。より芸術性が高くより世界に評価される美術館を。そのためには広い視野が必要。(市民のためといいながら、権力主義者)

建築家:自分たちが提出した案がコンペで勝った。だからこの計画で進めることが正しい。サイクリスト協会は民主主義ではない、偏見の塊たち。はじめから自転車用の道があり、「道路を救え」運動自体的外れだ。度重なる計画の変更に嫌気がさしてきた。(プライドが高すぎる。反対案に対して抽象的な答えしかできないほど、自分たちの案に固執している)

サイクリスト協会:観光客は絵を見に来ているのであって、入り口を見に来ているのではない。今の計画だとオランダ市民の足である自転車が自由に通れない。1万3千人も通るんですよ?自転車、歩行者、観光客が自由に移動できるスペースは絶対に必要。今の案では、危ない!美術館は市民のものだ!!!(市民をないがしろにしているのが許せない)

政府関係者:今の計画では許可できない。研究センターが周りと調和していない。そんなに高い建物にする必要がある?却下。(超上から目線。政府の決定が第一で、他の意見なんて聞かない)

査察官:あれも駄目、これも駄目、どれも駄目。計画練り直し。

建設会社:自分の会社しか入札していない。予算1億3000万円だけど、プラス1億吹っかけておく。

学芸員1:現トップが引退しそう。次は俺が館長になるはずだ。(自信と自惚れ)

学芸員2:日本から金剛力士像が届いたーーーーー!!!!(ただのオタク)

修復士:黙々と修復。(ご苦労様です)

管理人:俺の子供美術館を、座り込み抗議しているサイクリスト協会から守ってみせる!関係者以外俺の目が黒い内は絶対にいれない。(ちょっと狂信的)


10年も休館するはずですよ。
期限内で決めよう、というよりもどれだけ延びてもいいから、みんなが納得する妥協案を探ろうとしているんですよ。
ある程度黙らせる力とか必要なのでは?
というより一番最初から、ごねることが分かっている協会・団体に根回しをするべきだったのでは?
権力志向で特権主義の館長には難しい問題かもしれませんが・・・
もう少し「政治」をしたら、スムーズだったと思います。
情熱や計画の緻密性だけでなく、周りを黙らせたり巻き込んだりする政治力の必要性を痛感した作品です。
そう考えると賄賂も悪いもんじゃない。

おかしな結論に行き着きました(笑)
さて、続編探します。
国立美術館の再建をめぐるドタバタのドキュメンタリー。
しれっと辞める前館長とか、壁の色を巡って神経すり減らす女の人とか人間臭くていい。

なにより収蔵品をちょっとかわったアングルで映してるのと、maurice horsthuis の音楽が最高にマッチしている。

DVDほしい。
北村

北村の感想・評価

5.0
⚫︎ハリポタのフィルチが猫を連れずに出演。建物に対する執着がやばい。
鬼の管理人、軽く口笛を吹きながら壁のひび割れを眺める。震

⚫︎タコって名前の人間がいるなら、人間って名前のタコがいてもいいよね^^

⚫︎うまくいかなくて当然って思う精神を大切にしたい。あ、諦めてるって事じゃないよ。柔軟でありたいよね。
himajin

himajinの感想・評価

3.8
グダグダとのらりくらりと計画が進まない様がとても面白かった。
アムステルダム美術館の改装の苦悩が前館長下であった事はこの映画でわかりましたが途中で終わっているという事は次回作がある?という事はなんだろう。

日本が何故か出てきた。
金剛力士像をアムステルダムが購入する現場も入っています。

他にもいろんな人の思いがあり改装されているって事がわかります。
でも…記録映画ですね、、、
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