キャロルの作品情報・感想・評価 - 691ページ目

キャロル2015年製作の映画)

Carol

上映日:2016年02月11日

製作国:

上映時間:118分

3.8

あらすじ

「キャロル」に投稿された感想・評価

蛇のような煙のような
ケイト様の
知的で妖艶な
眼差しに見つめられたら
ひとたまりもない。
絡み合う
2人の視線が切ない。

彼女のために何かしたい。
若い彼女は思う。
そうよね、
好きな人には何かしたいと思うもの。
きっと皆そう思うんじゃないかな。

女性同士の恋だけれど、
そんな風に思えない心の描写。
普通に、恋、です。

普通の恋にだって
色んなものが挟まっている事も
多々あるわけだし。

テレーズの若く華奢な身体が素敵。
キャロルの強さを感じる背中が素敵。

美しいものにうっとりグッタリ
身を委ねたい時に観る映画。

このレビューはネタバレを含みます

同性愛、異性愛関係なく人に恋をして惹かれていく様が綺麗に描かれていると思います。セックスに至るまでの距離の縮め方も私は凄く好きでした。

この時代では同性愛は異常とされ、精神鑑定させられたり周りが認めてくれない、認められない中でキャロルは子供の親権を取るのか、自分らしく生きる為にはどうしたらいいのか苦悩しますが、これ以上自分を偽って生きてく訳にはいかないと苦渋の決断をする所に私はグッときてしまいました。

最後もその後を連想させてくれるような映画的には良い終わり方だったと思います。
内容的にはレズの話だけど自分にはあまり抵抗はなかった、むしろ余りにも美しい恋愛で映画にのめり込んだ。どんな愛が良いとか悪いとか忘れさせるくらい2人ともめっちゃ真っ直ぐで、、
こういう映画好きやなぁー。
KY

KYの感想・評価

4.4
トッド・ヘインズ監督作。

公開3日目に鑑賞。レイトショーとは言えこの時期にガラガラとは大丈夫なんだろうか。自分は劇場で観れて本当に良かったと、見た後気持ち良い余韻が残る映画を久々に見たという印象。ルーニー・マーラの役に共感したのもあるけど。

正直最初の10分は『苦痛な映画かも・・・』と心配した。というのも噂通りの50年代の映画をリアルに再現したヴィジュアルイメージに味というより『映像汚な!フォーカスも合ってなかったりしてるし!』とイラついたり、カット割まで古典的なカットバックの応酬で違和感感じまくりでとにかく見づらかったから。

でも二人が出会うシーン以降はその演出が最大限に効果を発揮しだしていく。結局この映画の見るポイントは1点。それは【想い合う二人の距離感】で、この50年代演出も同性愛差別の時代背景もあくまでもそれを描くための飾りにすぎない。想い合う二人の距離感を描く、まさに純愛映画だった。

『純愛』を丁寧に描くのが難しい昨今。観客の目線にしても恋愛に関する情報過多で冷めた目線で恋愛を見るのに慣れてしまっている。描き方にしても童貞処女で描くと思い合ってるのに縮まらない距離感に『ウブ』という上からの目線が入ってしまうし、禁断の恋で描くにも起承転結の構成上悲恋を強調するため両想いと知ってから身体的に結ばれる展開がトントン拍子になりがちだ。

今作も禁断の恋には違いないんだけど、50年代という同性愛が認められていない時代設定を強調する事で二人の純愛の【距離感】を特に強調して描いていた。序盤から想いあってるのに通例の悲恋通りにトントン拍子に身体的な距離感が縮まらない。とは言えそこにウブさもなくイライラもしない。

その意味で同じレズビアン映画『アデル ブルーは熱い色』とは全く見るべきポイントが異なる。あの作品はレズビアン映画を普通の現代の男女の恋愛と同様に描いた事に意味があり、あの二人に自分は純愛をさほど感じなかった。

今作はとにかく恋愛の距離感が美しかった。そしてそれを成し遂げたケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ、二人とも素晴らしかった。というか距離感を描くのって二人存在して初めて描けるわけでどちらが優れてるとかではなく両者ともに素晴らしい。

恋愛そのものの距離感はもちろん、役柄らしい距離感の取り方も表情身体含めて満点だし帰着点も距離感に余韻を残していてめちゃくちゃ良かった。キャロルが純愛と子どもの母としての側面に揺れるのも女性ゆえのレズビアンだからこその葛藤として良かった。

ただ自分はこの映画が好きなのは自分には男なのにレズビアン的な側面があって(ゲイではない)、綺麗な女性を性的というより憧れとして惹かれてしまう傾向があって、その意味でルーニー・マーラの役柄に共感しまくりで点数を盛ってるところもある気がする。

少なくとも純愛映画が特に好きでもない人が見たら『二人の女性が結ばれるも社会的に認められてないゆえに引き裂かれ・・・』というベタな話に見えなくもない。シナリオが格別良いわけでもないし、アカデミー賞作品賞ノミネートならずにも納得はできる。
おん

おんの感想・評価

4.2
なんだろうこれ…
ラストの時に、いろんな想いが出たのがとても不思議。

終わった後に泣きたくなった。
ケイト・ブランシェット美し過ぎる
おち

おちの感想・評価

3.7
ただただルーニーマーラが可愛い。2時間ずっと魅入ってた。
ストーリー展開は山場も少なく退屈だと感じるかもしれない。でも長さはそこまで感じなくて、気づいたらラストシーンだった。
観れてよかった。
821

821の感想・評価

4.5
女優さん、街並み、音楽、衣装、ほんとこの映画に出てくる全てのものがただただ美しかった。
キャロルはほんとランチで心奪われたし、物想いに耽ってる様子のテレーズにキュンキュンする。

"And then it changed. It changes. Nobody’s fault."
Abby
つもと

つもとの感想・評価

3.9
とてもとても真っ直ぐな純愛映画だった。ラストのキレの良さがとてもいい。
Sayumin

Sayuminの感想・評価

3.6
終わりが中途半端な映画は嫌い。
だけど、内容はよかった。
正直に生きることが難しいのはつらい。
自分が受け入れられても、他人は受け入れてくれない。
小物、色彩、構図、そして、二人。
映画が好きとか、詳しいとかどうとか関係無く、美しく、素敵だという事は誰もが感じるんじゃないかな。

そして、恋心というのも、男とか女とか国とか時代とか関係ない。

本当に一流だなぁ。