昔々、アナトリアでの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『昔々、アナトリアで』に投稿された感想・評価

Shaw

Shawの感想・評価

4.7
09.08.2023
02.10.2024

これは今後も見続けていきたい一本。現代映画でデジタル撮影なのにまるでタルコフスキーを見ているかのような。ジェイラン最高傑作はいまだにこれじゃない?
Omizu

Omizuの感想・評価

4.3

【第64回カンヌ映画祭 グランプリ】
『雪の轍』ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品。カンヌ映画祭でグランプリを受賞、トルコ・アカデミー賞では作品賞など10部門を独占したという。日本では劇場公開されず、…

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theocats

theocatsの感想・評価

2.0

難解?単純?忍耐力が必要なトルコ長編映画

ユスフ三部作の一つでトルコ映画の洗礼は受けていたので、本作も序盤から同様の雰囲気を感じる。
ストーリーに商業映画的技巧を凝らすことなく、あるがままの事象を…

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一人旅

一人旅の感想・評価

4.0

第64回カンヌ国際映画祭グランプリ。
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作。

トルコの鬼才ヌリ・ビルゲ・ジェイランが2011年に手掛けたサスペンスで、遺棄された遺体の捜索に当たる人々の姿を見つめます。

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事件の真相に迫っているようで迫っていない。何気ない会話が多く物語の具体的な輪郭が掴めず少し難解な作品ではありましたが淡々としたショットや環境音がジワジワと染みてくる。
検事とドクターの会話が印象的で…

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美しく静かに紡がれる157分の物語

S・クレイグ・ザラー監督のバイオレンス無し版て感じ?

バイオレンスな描写や衝撃的な出来事は何も起こらない。
これはもうその事後のお話。

でも全く飽きさせない…

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淡々としていながら重々しく…ドクターは良い男だけど白衣着ないの?とか、遺体解剖の生々しさが印象的で…事件はさっぱり解らなかったけど、映像は美しかった。

はじめてのとるこえいが

BGMがない為、作中の物音や自然の音、息づかいなどがよく聞こえ作品に取り込まれる感覚になりました。捜査官たちの会話劇が中心で会話のなかに伏線が張り巡らされていておもしろかっ…

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いち麦

いち麦の感想・評価

3.0

容疑者らと共に様々なプロが同行し謎に包まれた事件の真相を追う道中。周囲の会話や雄大な草原の景観が異色の味わい。最後の最後まで人間の胡散臭さを漂わす。草原以外でも中央に黄金色を配する統一感ある映像が…

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4nobu

4nobuの感想・評価

4.5
リンゴが川に流されて吹き溜まるシーンが印象的。このシーンだけで作品の力量が感じ取れる。
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