葛飾北斎とその娘=お栄を中心に、江戸の日常、市井人の営みを丹念にすくい上げた佳作。眩い朝の光や陰影効果、障子越しに射す光、暮れなずむ町並み、橋を往来する町民や牛車、火事場の風景、川面からの視点や音響…
>>続きを読む葛飾北斎の娘お栄の物語…というよりは江戸時代の絵師の日常が淡々と描かれている。
大事件が起こるわけでもないのに不思議と飽きずに観れた。
正確には終盤に悲しい出来事もあるけど、それすらお栄の一生におい…
2015.05.30 テアトル新宿
葛飾北斎の娘、お栄とそれを取り巻く人々の流れるような日常。ひとつの流れとして大きな筋があるわけではなく、オムニバスのような感じで話が進みますがそれがとてもよいの…
監督が原恵一という事でこれは見なければ!と映画館に行ってきました。
主人公はゴッホにも影響を与えた葛飾北斎を父に持つ、お栄。
父の背中を追いながら気高く生きる彼女の人生の、その一部を切り取ったスト…
葛飾応為が光の捉え方が上手い絵師だからか、映画も光の演出が印象的だった。
ストーリーとしては、なんとも陳腐というかwikiに書いてあることばかり。
江戸の生活や風景はとても魅力的に描かれていた。
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