スマホとグーグルと3Dの時代のゴダール。
一昨年の「ゼロ・グラビティ」と今年のコレの両極で、映画史における21世紀実写3D映画の役割は終えたと思うので、
もうこの先、実写3D映画は作らなくていいです…
映画文法を解体し、物語からも解き放たれた先の一つの形。映画芸術の貪欲な胃袋はゴダールのヤンチャな試みを呑み込んでしまうのか、吐き出してしまうのか。
残念ながら僕の胃袋では咀嚼できず、迷宮を彷徨う中で…
アート作品として鑑賞。
音響が本当に独特で自宅の音響設備が壊れたのかと思った。
映画的な面白さは皆無で、ただただアートな表現が続く。もとは3Dだったとのことで、そちらを観たかったなあ。
ジャン…
ほんと思ったことそのまま映画にしているような つかみどころのない作品
ゴダール初の3d映画?
恋人たちの会話 ニュースの映像
後半はバルタザールどこへ行くを彷彿とさせるような犬による純粋なまなざし…
学生の頃に課題で観た『勝手にしやがれ』ぶりのゴダール。食わず嫌いも良くないと思い観たが、やはり口に合わない。
自分は映像にアートや哲学でなく、エンタメを求めているんだなと痛感。
「想像力を欠く …
「女は人を苦しめない。相手を困らせるか殺すだけ」
ってめちゃくちゃおフランス的でウケる
ゴダールのわんこがひたすら愛しい。
「動物は世界を見る。
意識で目が曇った人間は世界を見られない」
ゴダー…
© 2014 Alain Sarde - Wild Bunch