観ている最中は、ほとんど出来事がない。
ただ部屋の中を人が出入りしたり、窓の外の街の音が聞こえたり、ラジオや電話の音が流れるだけ。しかし、ズームが進行するにつれて、観客は不思議な緊張感に包まれていく…
この作品におけるズームは単なる視覚の操作ではなく、時間そのものの不可逆的な進行であり、意識の一方向的な運動の顕在化である。光は刻々と変容し、空間は固定されたままでありながら、視覚と聴覚の条件によって…
>>続きを読む最高。鬼ドープ。
とある対象へと漸近していくだけの、この43分に、現代では絶滅が危惧されているフィルム撮影の究極的な面白さが詰まっている。
「商業的で、コンセプトありき、気取っている」という偏見…
つい先日学生時代に見た『中央地帯』について思い出し、スノウの再発見を願う文章を書いた直後の訃報で動悸がした。大学2〜3年の頃、今以上にシネフィル的なものへの嫌悪が強くあって映画について専門的に勉強す…
>>続きを読むマイケル・スノウによる実験映画。前衛的な音楽をかけながら固定カメラで建物の窓や写真を粗い映像で映しズームさせていき、時折色彩や映像の乱れや人間が登場してイベントが起こる。ミニマリズムの極地ともいえる…
>>続きを読む✔『波長』(4. 5p) 及び ①『WVLNT』(3.4p) ②『SSHTOORRTY』(4.0p) ③『The Living Room』(3.4p)
④『プロパティ』(3.5p)▶️▶️
……………
ある部屋の天井の隅あたりにカメラを設置してカメラの映像を見せる、音の波長の高まりとともにカメラが徐々に白い柱にかかっている波間の写真にズームしていく、それだけの非常にシンプルな作品であり、非常に興味…
>>続きを読む