エクス・マキナの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

エクス・マキナ2015年製作の映画)

Ex Machina

上映日:2016年06月11日

製作国:

上映時間:108分

3.7

あらすじ

「エクス・マキナ」に投稿された感想・評価

何が正しいのか分からなくなる映画でした。底の見えない海をのぞき込むような怖さがありました。
Emiii

Emiiiの感想・評価

3.5
最大手検索エンジン、ブルーブック社で働く主人公・ケイレブは抽選であるチューリングテストの診断をする人間に選ばれる。

秘境の地に案内されたケイレブは創業者ネイサンに招かれる。ここから一週間、エヴァという人工知能搭載されたロボットをチューリングテストを行う。
エヴァは女性であった。最初はケイレブの質問攻めであったが次第にケイレブも質問されるようになる。ときにはワンピースを着、ときにはネイサンについて忠告をする。ただしネイサンについて言及するのは、しばしば起きる停電で補助電源が働いているときだけだった。その間はテスト中、監視しているネイサンも把握ができないという。

テストを重ね、エヴァはケイレブに本音を吐露する。「私を助け出してー」。”人間”の心を持つケイレブはある計画を考えるがーーー。


本作もサイエンス・フィクションのジャンルになるのだろうか。
あらすじも読まずに鑑賞したが面白かった。
やはり配給会社「A24」が提供する作品にはハズレなし。
なぜケイレブが選ばれたのか、チューリングテストの本来の目的とは?
実験地の無機質で、静かで渾沌とした空間が不気味だった。
知り合ったばかりのケイレブとネイサンとの緊張関係もリアルですばらしかった。
「エヴァのチューリングテストの結果は出たか?合格か?不合格か?」
の本当の結果がラストに表れてるね。

人がAIを生み出して、管理して、支配してるように思ってるけどそんなのは傲慢で、それこそAIの思う壺なのかも。
計算尽くされた機能で、人の心理や知能を超えてるって、人の生産物なのに皮肉にもほどがあるね。それを分からず親のつもりでいる人間が多ければ、子が親を支配する未来が本当に来るのかも。

同時にこの映画は、AIの分からなさを「女の分からなさ」として表してる気もした。
「ダメ」って言ってるけど本当は照れ隠し、
「付いてこないで」って言うけど本当は付いてきてほしい
その逆も然りだけど、、
男は女心が分からなくていつの時代もアタフタしてる。でも生物学上ヒエラルキー的には男>女だから、自分が女を支配してると思い込んでる。この映画でも、女を調べながら、女をわかった気でいる、支配してる。けど、手のひらで転がされてるのは本当はどちらなのか?
2つの側面で楽しめる映画でした
アリシア・ヴィキャンデル可愛すぎて内容はもはやなんでもいいけどね( ˘ω˘ )
HNakagawa

HNakagawaの感想・評価

3.3
各登場人物の視点に立って考えながら観ると面白い。
いつぞや本で見た哲学ゾンビのお話です
面白かったです。
アクション映画ではないけども、内容にグイグイ引き込まれる映画でした。

とある会社の社員が、社内の抽選で当選して、バカンスをエンジョイするとおもいきや、実は社長に選ばれていて、AIのチューリング実験を依頼されるところから物語が進行していく。

結末はある程度予想してたし、予想の通りだったんだけど、実際は分からないわけだし、ドキドキしたっていうのが正直なところです。

AIに関して警鐘を鳴らす人はこういうのを想定してるのかも?
N

Nの感想・評価

4.0
2019.6.15(Sat)
SF映画観ようと思って鑑賞。
アクション系なのかと思ってたけど、SF設定を通して人間性を探る系で、まさに私はこういうのを求めていたんだよって感じで最高でした。
人工知能と人間の恋愛っていうテーマでは『her』が思い出されて、そっちもけっこう色んな問題提起があってよかったけど、この作品の方が恋愛に留まらない、人工知能と人間の間で起きる出来事の奥深さが生々しく描かれててよかったです。
人工知能を作ったネイサンを原爆の開発者と悪魔に重ねていたのが印象的でした。つまり人工知能は原爆並に人間を破滅させるものであるっていう。人工知能が人間を破滅させるっていうのはお決まりのパターンだし、本とかでも人間の知能を超えた人工知能にはロボット三原則も通用しなくなり制御不可能になりうるっていうようなことが書いてあったけど、やはりそれは決定事項なのでしょうか。
でもこの作品ではネイサンのアンドロイドたちに対する向き合い方にも問題の根源があったと思います。最近読んだ本にも書いてあったけど、人間が他の動物と違う点は自分を制御できる点であって、だからこそその美点を活かしてわきまえないといけないんだと思います。人間を人間たらしめているその美点によって人間は存在し続けられるということなんじゃないでしょうか。分不相応に神のみに許された御業を侵害した人間は神になることはなく悪魔として破滅していくのだと思いました。
人工知能の感情の正体は何なのかっていうことも大事な問題だと思いました。ケイレヴは最後かなり可哀想だったけど、もし本当にエヴァがケイレヴを好きだったらあのあと何かしらの救出措置を取ってもおかしくないし、逆にただのシステムのメカニズム的な感情もしくは利用するだけの見せかけの感情だったら、本当にケイレヴ不憫って結末だろうし…。
その人工知能の未知数の理解不能さと、男性にとっての女性の理解不能さも、その恋愛というテーマを通して根底で繋がってる気がしました。
他にも色々思ったけど、こういう哲学的要素を含んだ話は言葉にするのが難しい…。
あとエヴァの体どんな特殊技術使ってるのか気になりました。あと最新型のエヴァが1番ロボット的外観をしているのも気になりました。
Amazon primeで鑑賞。
山奥の外部から隔離された家で作られたアンドロイドの人工知能に感情が芽生えているのかというテストを1週間行う話。
感情が芽生えているのかと言うテストからのアンドロイドと主人公の恋愛っぽい感じで行くのかと思いきや全然違うラストに向かっていく。
男目線から見るとちょっと後味悪いよね。
女性目線だと違う感覚なのかな?
イツキ

イツキの感想・評価

3.9
AIこわい、、。世界中でAIだとか機械だとかインターネットだとか、扱いきれてるようで一般人にはまだまだわからないことの多い分野が増えてきてる。インターネットとかスマホの普及率ってもうすごいやん?あっという間に世界中で使われてるし、もう生活の一部としてなくてはならんとこまできてる。でもやっぱデメリットも絶対あると思う。あげだすときりないけど。便利になったって聞こえはいいけど、人間の頭と体で何かアクションを起こすまでの手順とかが省かれてるってことやから、一個一個の行動が軽くなってる気もするし、何かすることの知恵より、何かする時にそれを調べたりするものの扱い方を知ってた方がいいみたいな風潮もある。この映画みたいにAIとかロボットだとかの性能が上がってきた場合。やがて世界中に普及するやろうけど、もう人間動かへんのちゃうんか思うわ。アスリートとか芸術分野の仕事のみの世界的な。こわいなぁ。変化がこわいんか、その状況が冷たい世界すぎて恐ろしいのか、話の規模でかすぎてなんかこわいんかわからへんけど、こわいなぁ。
Riko

Rikoの感想・評価

3.1
終わってみて思うのは何が真実なのか、悪いのは誰なのか結果的にわからない。人工知能って感情を持たなければ人を超えるのかもしれない。とにかく綺麗な映画だった。
映像よし、音楽よし、ストーリーよし、エンディングよし、なによりちょうど良い長さ。
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