この小説が出た頃にはもう吉本ばななは読まなくなっていたので、原作は未読。でも、吉本ばななの作風をうまく掬い取った映画だと感じた。
事故にあい寝たきりで意識もない妻を持つ男との逢瀬を待つ若い女寺子を…
主人公がよく眠るので、こちらも長時間ぐっすり眠りたくなる映画。
布団に入るときのガサゴソという音は強調されていて、寝る時の安心感や脱力感を思い起こさせる。
寺子の通帳を見て分かる通り、生活費は定期…
私の頭が追い付かなかっただけ
かもしれないが、
井浦新と安藤サクラを見るための
作品って感じだった。
言わば、めちゃめちゃ良質な
井浦新と安藤サクラの
イメージビデオって感じ。
もっと二人の出会…
雰囲気は超良い…
内容が結局分からず、自分の意思で眠りから覚めてさっぱり終わりかと思いきや最後花火一緒に見に行ってる…
書き言葉っぽい台詞が多いように感じたので原作に忠実なのかなあと原作を読みたく…
一緒に深海に沈んで眠りに漂えるような原作の空気感が大好きで見たのだけど…
映画版はどうして寺子にいつもノーブラ?でキャミソール着せてるんだろう。
わたしの中では、寺子は生と死の間に漂う半透明の生命…
『白河夜船』製作委員会