映画『白河夜舟』視聴完
1989年吉本ばななの小説を2015年に映画化。
植物状態の妻を持つ岩永。彼からの電話を待ちながら眠り続ける寺子。
親友の死、先の見えない不倫。不安からますます傾眠に。…
「何かが起きる映画」を期待すると肩透かしを食らうタイプの作品。
だけど、その“何も起きなさ”の描写こそが、この映画の核心なのかも。
都会で時間感覚を失いながら生きる人間の、ぬるい水に長く浸かっている…
このレビューはネタバレを含みます
記憶に残るのは全部夜だったし人工の明かりの元に見る彼の背中や顔だった。
今にも爆発してしまいそうな感じ。静かにちゃんと崩れていく感じ。いつどうなったって構わない感じ。眠るしかない感じ。苦しい。
…
残酷な男。ハマるわあんなの。
決め手があってから奥さん植物状態と告げるのは良くないだろ。仄暗い。安藤サクラの身体が綺麗。
ずっと眠りこけちゃう鬱状態をよく捉えていて、罪悪感と恋愛、友人の死の間で潰れ…
『白河夜船』製作委員会