映像作家・小森はるかさんの「二重のまち」や濱口竜介監督の「なみのこえ」3部作などで本作を引き合いにしたレビューを見かけたものの配信されておらず、復活上映を楽しみにしていた作品です。
3.11を題材…
こんなに衝撃を受けた映画は久しい。現実と夢あるいはフィクション(「現実」と「フィクション」とはなにか?)が幾重にも織り込まれており、その折り目は実際に手に取ってみないとわからない(いや、厳密にはわか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
講義、お金を払ってでも受けたい!とても面白かった
上映後のトーク、まさにシェアリングでこの映画の特典映像のようだった
瑛子の女性を捨てていない感じが妙でとても良かった、高いヒールにアイライン。…
アテネ・フランセ文化センター、篠崎誠特集にて。
『SHARING』
3.11を境に恋人との現実と幻想が混ざり合う、社会心理学者の瑛子。震災を経験していないのに、実感を持って夢を見てしまう人々を熱心…
観てるうちに胃が痛くなって、観終わって帰る時も全身の震えが止まらなかった。
震災関連ではないが、同じような嫌な夢を観たり誰かに辛いことを伝えて良いのかわからないなど、自分が持つネガティブなものと被…
2022年劇場17本目。
優れたアートフォームとは、観客の世界の見え方を観る前と観た後で一変させてしまう、危険な触媒と言い換えることができる。
本作は十二分にそのような強度を持った一作である。
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©SHINOZAKI Makoto/COMTEG