このレビューはネタバレを含みます
殺されたミンジュ
ヒューマントラスト有楽町 SC1 E13で鑑賞。
ギドクは義務として観るべし、と自分に課しているので、初日の初回に観ました。気がはやりすぎて、TCGカードを忘れてしまいました(-_…
復讐鬼の狂気が様々な苦しみを派生していく様に息が詰まる。復讐と良心の間を振り子の様に揺らぐ人々の心は最後に何処へ針を落とすのか。ギドクらしい刳い演出と噛みしめる程に深みを増すラストの意味など見応え…
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キム・ギドクは初めて観るがとんでもなく奇怪な作品。そして失敗作。
ある女子高生がある組織に殺害される。その後、その殺害に関わった工作員が別の組織に拉致され凄惨な拷問を受ける。その組織は復讐のた…
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暴力と思想が濃密すぎて胸ヤケする。登場人物は、いろんな意味で空っぽな人ばかり。
こんな時、誰と戦えばいいのか。誰に怒りをぶつければいいのか。生きるために、信念のために、命令のために何をすべきなのか。…
1人8役というのをまず確認してから観ればよかった。あんまり意味がわからなかった。結局何を伝えたかったのか、あの住職みたいなのは何だったのか。キムギドクの世界観ってこういう感じなんだってのはわかったけ…
>>続きを読む見ごたえのある作品でした。これだけ暴力的な映画をこれだけのレイティングにしたのはとても考えさせるところがあるからです。心のどん底、あるいは生活のどん底にあるものたちをリクルートした経緯等も明かされて…
>>続きを読む寓話性を持たせる事も大してせず、衝動が全開。社会という組織への憤りや絶望をストレートにぶち込んでいる。"映画だから"というエクスキューズに甘んじる結末もなく、逼迫した想いをぶつけてくる。誰もが誰かに…
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