このレビューはネタバレを含みます
私はハンセン病って全く知りませんでした。だからこういった差別や、まして隔離施設があることすら…。
そういった状況で、ずーっと過ごしてきた徳江さんが、必要とされて、自分が役に立てて、嬉しかったんだろ…
予告に惹かれて鑑賞。ただただ、美しい映画でした。映像や音楽、それだけじゃなく、自然、人の想いが美しい。切なくも温かくなった。冒頭での桜と、最後にでた桜がこんなにも違うとは。最後の桜では号泣してしまい…
>>続きを読むこんなもん見せられたら泣くっつーの!(脳みそ男風に)
ハンセン病のことについては私は授業で習ったので大まかには知っていたが、やはり映画を通して学んだほうが印象にぐっと残るし、大事なものを倫理的でな…
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、…
>>続きを読むあんまり語らない。語れないのかもしれない…。だから我慢強く“炊いた”ような微かに紡いだ言葉が胸に響く。三人だけ時間の流れが違って感じられた…自由になれない“かご”の中では本当の“居場所”なんか無いと…
>>続きを読む©2015映画『あん』製作委員会/COMMEDESCINEMAS/TWENTYTWENTYVISION/ZDF-ARTE