母と暮せばの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『母と暮せば』に投稿された感想・評価

4.3
長崎原爆の悲劇を、従来とは違った観点から描いた秀作。吉永小百合、二宮和也の二人の名演技に引き込まれた作品でした。

この映画は、息子を原爆で亡くした母の物語。
舞台は終戦から3年後の長崎。原爆で死んだはずの息子浩二が、母伸子の前に現れる。
医者を目指していた浩二を失った悲しみと孤独を抱えながらも、浩二との再会を喜…

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ERI
3.3
ニノの演技うますぎて色々みてみようかなって思って観た
大量の黒木華を浴びれる。可愛すぎる。
2人とも流石の演技力
いろんなものを大切にしようと思った
静かに苦しい作品、というレビューがあまりにもしっくりきた。
5.0
直接的に攻撃されたりするシーンはないのに、涙涙

戦争はいつまでも終わらないな、
ラストシーンのお母さんがなくなるところ、涙が止まらなかった
去年の夏ぐらいに見た。
俺も何かあったらきっとあんなふうに母さんに会いにいくだろうな。
3.9

20年以上前に映画館で見た「父と暮らせば」と比較してしまうのは無理ないこと。あちらは広島、娘が残り、父が原爆で逝った。残されたのは未来ある若者。そしてこちらは長崎。未来ある息子(次男)が逝き、母親が…

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4.0

原爆で亡くなった息子が現れるって言うストーリーでどこか胸にくるものがあった。母と息子の会話も、思い出の回想シーンも自分的にはすごく胸が締め付けられた。原爆の悲惨さって落とされたその瞬間の苦しむ人とか…

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gena
3.6

山田洋次版、長崎原爆犠牲者の亡霊の息子と母の会話劇。はっきり書くと『父と暮せば』のしっとりした雰囲気より、長尺で単調に感じ、さらに『異人たちの夏』のようなホラー感も漂い、生きている者の生気を吸い込ん…

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K
3.5

長崎に原爆が投下されてから3年後のお話。戦地や戦争そのものの描写は少ない。ステンドグラスの窓がおしゃれ。息子の存在を意外とすんなり受け入れる母。物理的にどうとか仕組みがどうとか問うのは野暮だと思うの…

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