独裁者と小さな孫の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『独裁者と小さな孫』に投稿された感想・評価

106cc
-
☑四方田犬彦著: テロルと映画 - スペクタクルとしての暴力

☆3つ・・・個人的に哀しくて切なさを訴え過ぎに感じた。
絶望的な雰囲気の中、必死に国境を越えようとしてきたにも関わらず、最後のわきの甘さは不自然過ぎる。
ミッドナイト・エクスプレス、キリング・フィー…

>>続きを読む
Juzo
4.4
自分が統治してきた国の民衆をいかに苦しめてきたか。
独裁者を追われる視点から観るから緊張感ある作品だった。
めちゃくちゃいいテーマだけど正味後半ダレた
ちょっとツッコミどころ多くて
独裁政権を倒すのは大体陸軍クーデターだけど、臨時的開発独裁をのぞいて、軍事政権が良かった例が思いつかない
Sari
3.8

クーデターによって地位を追われた、老齢の独裁者である大統領が、自分の幼い孫を連れて逃亡した果てにたどる運命を描くヒューマンドラマ。

年老いた独裁者(ミシャ・ゴミアシュヴィリ)による支配が続いていた…

>>続きを読む
psy
3.5

独裁者がクーデターにより、国民から追われるストーリー。
監督は亡命を続けている人で、平和への想いを込めて、この映画を作ったという。それ故、復讐の連鎖を止めるメッセージが込められている。孫のダチ・オル…

>>続きを読む
3.8

依然尊敬するジャーナリストの子に教えてもらった作品をようやく見た。

権力が国民を縛った結果はどうなったのか。

結末はどうであれ、最後に彼は自分がしてきたツケによって国民に追いやられた。

表にも…

>>続きを読む
かず
4.0

武力革命によって独裁政権が崩壊し、国外逃亡に失敗した大統領とその孫は、身なりを変えて国民全員が敵となった国内を彷徨い歩く。道すがら出会う人々の困窮した生活を目の当たりにし、自らの拷問によって悲劇的な…

>>続きを読む

かつてマフマルバフ監督の『ギャべ』『パンと植木鉢』『カンダハール』から与えられた感動は、同じイランのキアロスタミと並ぶ感動だった。キアロスタミと同種だけどまた別の忘れ難い映画マジック。『カンダハール…

>>続きを読む
4.0
寓話的な描写が多いし、絵の作り方もベルインマンやタルベーラを思わせるところがあった。群衆シーンはシャドウプレイみたいな感じがあった。

あなたにおすすめの記事