はじまりへの旅の作品情報・感想・評価 - 213ページ目

はじまりへの旅2016年製作の映画)

Captain Fantastic

上映日:2017年04月01日

製作国:

上映時間:119分

3.9

あらすじ

「はじまりへの旅」に投稿された感想・評価

常識離れしてるお父さん。
それはただただ妻への愛からうまれたもの。

そんな子供いっぱい作ってうつになる暇なんてあるのかな!?って逆に思った。
私も産後から鬱だけど、子供のために生きようって思えた。
息子が産まれなかったらきっと私も今ここにいないと思ってる。

何人もうめたんならもっと母は強くてもいーはず!!!
あや

あやの感想・評価

4.0
教育や人生って、何が正解で何が間違っているのかなんて誰にも分からない。
正解がないから色んな考え方の人がいて、争いが生まれるんだと思う。
普通って何なのだろう。
一家の子供たちのように学校に通わず社会と関わらず、でも知識も体力もサバイバル能力も申し分なく育てられたことが幸せなのか。
普通の暮らしをして普通に学校に通えても勉学に励まず何となく生きているのが幸せなのか。
分からない。
分からない。
父親の愛は子供たちのことを考えてのことで、それに偽りはないのだろうけれど。
やっぱり本を読むだけでは足りないこともあって、それは人との関わりで得られるものだから、社会との関わりだって必要。
少なくとも、知識をことは大事、そしてその知識をもとに自分の意見を自分の言葉でちゃんと伝えられることが人間にとって必要なことなのは確かだ。
時々出てくるアメリカの雄大な自然が、人間はちっぽけな存在だということを教えてくれた。
JUSTK

JUSTKの感想・評価

3.6
変わってる、でもその中にちゃんと教育、愛、絆がちゃんとあってそれぞれの形があるのかなと思った
tks

tksの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高だった…最初の薪のシーンからグッと掴まれてずっと掴まれてた…

いい家族だなぁ。兄弟みんなイケメンだし姉妹美人と思ってたらお母さんも美人だしお父さんかっこいいしそりゃこんなに美形家族になるよなぁと思った。そしてヒゲの力すごい…

火葬のシーンもめちゃくちゃ良かった。

そして音楽が良い!とても良い!サントラ欲しくなる。

ジョージマッケイ、パレードへようこその時より体ムキムキだしカッコよくなってた。
レリアンの反抗期真っ盛りの感じも良かったなぁ。

私が大好きな映画のジャンルだった!また見たい。
人の行動の動機って大概が"善"らしい。それが良いかどうかは、バランスと相手の気持ちによって左右されるとか。

ベンは妻の病気を治すこと、子どもを育てることに必死で行動がいきすぎてた。でも妻や子どものことをすごく大切に思う、家族思いで立派な父親だと思う。

生きていて時々、何が正しいのかわからなくなるときがあるけど、結局は自分にとって正しいと思えることを信じればいい。そうすると自分勝手な生き方になってしまいそう。

そんなときは周りにいる大切な人がアドバイスしてくれることを聞き入れることが大切なんだな。自分にとっての正解と周りの意見に折り合いをつけて、バランスよく生きたい。
KzBourree

KzBourreeの感想・評価

4.5
現代の教育に対するアンチテーゼ。
自分も全く逆な教育をしたなぁ、と思いながら見た。
これから地球に何が起こるかわからないし、サバイバルも知恵も必要だ。
長男が、様々な経験をして、父親を言い負かしてしまうシーンが印象的。どんなに本から勉強しても自分の知らないことは沢山ある。女の子も口説けなかったのだ。
ストーリーもよく考えてあり、最後が少し謎だったが...考えさせられました。
TICTAC

TICTACの感想・評価

4.0
子育てに正解なんてないんだろうけど、途方もなく難しいことだなと思う。gifted 観たときも同じこと思った。

社会に適合するように育てるのが常識になってるから、それに反した育て方してるとこの映画みたく非難される。
けど、現代社会に適合するように育てることがそもそも正解かなんて誰にも分からないこと。もっといえば、今の社会が正しい姿にあるかなんて言えない。
とはいえ、今の社会で自立して生きていくためには、社会に迎合しなければならないし。

一番大切なのは、子ども自身の考えを聞いてあげて、その気持ちを尊重してあげることだと思う。親はあくまで後ろ盾。子どものやりたいことを支援してあげるだけ。大人になるまで見守るだけ。親の正しいと信じる育て方を押し付けるのと、親として子育ての責任を取ることは、まったく別だよな。

特典映像でヴィゴモーテンセンが言ってたこと、共感する。
好きな映画の好きなワンシーンて決められない。映画全体で1つの作品で、シーンごとで切り離して捉えられない。特にこの映画ではそれがわかりやすかった。
カヲル

カヲルの感想・評価

3.6
昔自分の周りにこういう大人がたくさんいたなということを思い出した。
わたしはそれが嫌でたまらなくて家を離れたことも。
R

Rの感想・評価

4.1
人それぞれ感じ方は違うだろうけど、パッケージ(?)が割とポップだったから結構笑えるのかと思っていたら胸を締め付けられる系だった。普通なんて存在しないと思った。
心温まる素晴らしい映画でした。
らいち

らいちの感想・評価

5.0
小中高と課題図書による感想文を書くのが憂鬱だった。成績評価のために巧く書くことを目指し、何を書けばいいのかと悩むからだ。本当は正解なんてなくて、自分が思ったことを自分の言葉で表現できれば良かったと振り返る。

本作によって、自身の生き様を振り返り、戒め、新たな活力が与えられた。
今の自分は考えることを怠っていないか?自分の言葉で伝えられているか?相手の想像力を見くびっていないか?

冒頭シーンより「破天荒家族の珍道中」みたいな内容を予想していたが、その後、良い意味で裏切られた。人里から離れた山中で自給自足の生活を送る家族。野生のなかで生きて、過酷なトレーニングを経て、強靭な肉体をもつ6人の子どもたちと、彼らを導く父親。子どもたちは肉体的な進化に留まらず、多くの学術書、難解な思想書を隅々まで読みきり、膨大な知識量と自らの力で考える能力を身につけている。すべては父親の子育てによるもの。「セックスって何?」という幼い末っ子からの質問に対して、具体的かつ詳細に父親は解説する。子どもたちの判断力を信じているからだ。

そんな最強家族が、山を降りて、都会に飛び出す。都会の生活、文化、そこで生きる人たちとのギャップに触れる。「どうしてあんなに太っている人が多いの?」と、脂肪と甘味料に甘やかされた一般人(アメリカ人の特性)を見て、子どもたちが疑問を投げかける。低能性がことさら強調される都会の一般市民と、何に関しても上回る優秀な最強家族。その構図に縛られ、父親である主人公の教育メソッドを讃える物語と思いきや、後半から展開が揺らいでいく。ここからが本作の真価。

世界は広い。家族は自身の限界に気づく。自然や本の中からは得られないことが山ほどある。子どもたちも父親に踊らされる一方ではなく、しっかり自分の意思を有しているのがいい。「無敵」は幻想であり、父親が与えた無茶な作戦によって悲劇に見舞われる。父親の信念が崩され、新たな選択の岐路に立たされる。これまでの子育ても父親の身勝手な教育方針によるものでなく、今は亡き母親との約束、そして子どもへの愛ゆえのことだ。それを思い知らされるから堪らなく切なくなる。

父親を演じたヴィゴ・モーテンセンが素晴らしい。子どもたちを想う父性がこちらにも伝染して、思わず泣かされてしまった。アラゴルンやイースタンプロミセスと比べると、パフォーマンスは一見地味だが、間違いなく彼のキャリアベストの名演だ。あまり目立たない作品ながら、本作で彼がオスカー候補に上がった理由がよくわかった。子どもたちの中で最も反抗的な次男を演じた男の子は、その後、「イット」で悪魔のようなイジメっ子を演じていた。これから演技派として大成しそうな予感。

昨年、自身にとってのワースト映画であった「湯を沸かすほどの熱い愛」。人間の死を巡って倫理観から外れた描写は似ているようだが、本作はまるで別物。強い信頼関係で結ばれた家族は、個人としても相手を尊重する。彼らは個人の意思に応えたのであり、それがたまたま常識から逸脱していたということ。この家族にはあらゆる物事をユーモアとしてポジティブに捉えられるだけの想像力が備わっている。終始、笑いと感動で圧倒された。

「常に正直に。常に高潔に。日々、人生最後の日と思え。吸収しろ。大胆に挑戦して楽しめ、すべて一瞬だ。死ぬな」

父親の最後の言葉にしびれた。
自分も自分の言葉として、こんなセリフをいつか言ってみたいわ。

【80点】