山の音に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『山の音』に投稿された感想・評価

上品よのう😌モノクロ画面の中に映し出されるは淡々とした人間ドラマ。しかし語りの内容をよく聞けば、浮気者の夫に苦労する妻の姿。子連れで出戻ってきた小姑。戦争未亡人の愛人。手に職を持ち自活している女二人…

>>続きを読む
JOEJOE
3.5

こんな話だった?と思うような。
原作のエロティシズムと変態性、父親の死に対する不安のようなものは何も画面からは伝わらなかった。
家庭の不和と怠惰で薄情な人たちに囲まれた菊子もとい原節子を美しく際立た…

>>続きを読む
夢叶
3.7
原作川端康成の成瀬監督作品。今まで観た成瀬監督の作品でもっとも展開が重たい。上原謙さん演じる夫がとにかくクソ人間でその描き方が上手いし、原節子さんの演技もいいが、ストーリーがやや難解だった気がする。
3.5

山村聡演じる尾形信吾は鎌倉に居を構え、妻と息子夫婦の4人で暮らしている。娘が一人いて嫁いでいるが、夫婦仲は良くない。息子も妻と上手くいっておらず、外に女を作っている。信吾は息子修一の妻菊子を気にかけ…

>>続きを読む
川端康成原作なので観てみた。
やはり女性が我慢ばかりする時代の話だけれど嫁と舅の関係だけは川端康成臭が仄かに。
maro
3.3
時代を感じる。
上映時間が短いので登場人物の行動が結構極端な感じがするかな。
息子の嫁にいい顔したい老年の願望が気になってしまった。原作小説も読んでみたいところ。

NHKBSを録画にて。

川端康成原作にある、
人物の背景のくだりを
省略しているせいか、
行動原理を理解せぬまま
観たので、この家族
信吾は菊子にデレデレ、
修一は愛人のいるクズ、
保子はいびき小…

>>続きを読む

NHK BS

成瀬巳喜男の4作目は川端康成原作で原節子主演。

鎌倉の佇まいの良さげな家で義父母と同居する長男の嫁原節子。夫は外に女がいるイケメン上原謙。堂々としたクズ!

鼻血を出した原節子を介…

>>続きを読む
3.5
レイティング一般、NHK BS「プレミアム シネマ」の録画。
想像に反してほのぼの系ではなく、重い。
また「あらすじ」に書かれている要素は映画で感じにくく、息子の嫁「菊子」中心の話となっている。

このレビューはネタバレを含みます

『山の音』は、1954年に公開された成瀬巳喜男監督の作品です。川端康成の同名小説を原作とし、老夫婦とその息子夫婦の間に漂う孤独、愛情、そして人間の心の機微を繊細に描いています。夫婦間のすれ違いや、世…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事