1954年につくられた成瀬巳喜男監督作品。鎌倉で息子夫婦と暮らす尾形信吾は老いゆえの寂しさを感じる日々を送っていた。息子の修一はほかに女がいて信吾は浮気に耐える修一の妻である菊子を不びんに思うのだけ…
>>続きを読む
原作川端康成 脚本水木洋子 監督成瀬巳喜男。最終的にここで終わったけど、これで終わりでいいんですよね?笑
にしても、その終わりに至るまでの経過。誰がどういうふうに考えているか、どう感じているか、…
原作が原作なだけに、情報量の多いかなり興味深い作品になっている。原作の終了前に製作が始まっていたらしく、原作とは結末が違うらしいですね。でも映画版のこの終わり方は全く申し分無い出来になっていると思い…
>>続きを読む静かなようでいて人間模様は激しい
ハラスメントの総合商社みたいな夫、コミカルなようでいてサイコ気質な姑、70年経っても人間の根の部分は変わらないんだと思った
結末が違うという原作も読んでみたい
…
成瀬巳喜男監督・原節子主演。
冒頭から自転車に乗って颯爽と登場する原節子に胸躍ったが、その後はずっと重く厳しい話が続く。
それでも演出自体は淡々とリズムが良く、ペシミスティックでなくほんの少しの希…
川端康成氏の原作は未読。
脚本は、水木洋子さん。
監督は、成瀬巳喜男さん。
成瀬巳喜男さんの監督作品は、
「乱れる」を始め、若大将コト加山雄三さんが出演している作品は大体観ている。
でも、まあ、その…
成瀬巳喜男監督『山の音』
すごい、、、よかった。川端康成原作だが、成瀬の手によってすごく完成度の高い、美しい世界観になっている。名作だ。なんとも色気のある美しい映画。原節子のとあるシーンが忘れられな…
川端康成原作、成瀬巳喜男監督。
丹念な人物描写が、かすかな感情の揺れを滲み出し、
地味な題材ながら、内容の濃い作品となっている。
冷たく女心を踏みにじっていく上原謙も好演だが、
夫の浮気…
いや、お義父さんさっさとその息子ボコボコにせぇよって思いながら観てたな。
ラストでそれらしい制裁は受けたからいいけど。
/冒頭で「敬語のおズレじゃなくて、緒ズレだったみたいなんだよ」みたいな何…